情報を判断する時、「何を言っているか」で判断するのか「誰が言っているのか」で判断するのかは、よく議論の対象になりますね。

 

今は「誰が言っているか」で判断される世の中だ。

だからインフルエンサーの発言が注目されるのだ

 

という人もいれば

 

いやいや、「誰が言っているか」で判断したら思考停止になる。大事なのは、あくまでも「何を言っているか」だ

 

という人もいます。

以前は私も「誰が言っているか」で判断をしていましたし、それが大事だと思っていました。

 

仕事でもあるでしょ?

 

同じことを言われても、Aさんに言われるなら納得できるけれど、Bさんに言われたらムカつくとかね。

本来「何を言っているか」で判断するならば、Aさんの意見には納得できるけれど、Bさんの意見はムカつくとはならないはずなんです。

 

でも、なりますよね。

人間は理屈じゃなくて感情で動くと言われるから、やっぱり「誰が言ったか」を完全に無視するのは難しいと思います。

 

では、「誰が言っているか」だけを信じればいいのか?と言えば、これも全く違うわけで。

キラキラ起業女子などの信者ビジネスにハマる人は、教祖様が言っていることは無条件に信じるわけですよね。

 

キラキラ起業女子にハマらなかったとしても

 

上司が言っているから

会社が言っているから

 

自分で考えずに判断していることも多いはずです。

でも、上司がいつも正しいわけではないし、会社がいつも正しいわけではありません。「誰が言っているか」だけで判断した先に待っているのは、

 

自分の力で考えることができない

誰かの言うとおりにしか動けない

 

という、会社員であってもフリーランスであっても、残念な結果にしかならないはずです。

 

だったらどうすればいいのか?ということですが、

 

自分が情報を受信する側の時には「何を言っているか」

自分が発信する側のときには「誰が言っているか」

 

私は、これを意識することがすごく大事なんじゃないかと思います。

 

「何を言っているか」を重視しなければ、奪われる側からは抜けられない

 

自分が情報を受取る側になる時は、「誰が言っているか」ばかりに気を取られると、物事の本質を見失うし、どんどん自分で考えられない人になっていきます。

その典型的な例が、信者ビジネスやネットワークビジネスにハマる人たちです。

 

「あの人が言っていることは正しい」と思っていれば、情報そのものが正しいかどうかを調べなくなりますよね。そして、自分自身で考えなくなっていくんです。

 

いつも誰かの言いなりになって、誰かの言うとおりにして行動する。考えないって楽ですよね。

でも、そのツケは必ず自分が払うことになります。

 

それはお金が稼げないとか、どんどん支払いが増えていくとか、お金のことだけではありません。

「誰が言うか」だけで判断するってことは、自分のキャリアや人生をその誰かに依存するってことです。

 

依存する人は、残念ながら「奪われる側」から抜けることはできません。

自分が情報を受取る側の時は、必ず「何を言っているか」を見ないといけないのです。

 

それは、本当なのか?

それは、何を根拠として言っているのか?

 

そして、自分自身はどう考えるのか?自分自身はどう思うのか?をプラスして考えることが大事なんじゃないかな。

 

だから、自分が尊敬する人や参考にしている人が言っていることであっても、「この意見は納得するけれど、こっちの意見は私とは違う」と言うのが当たり前だと思いますよ。

 

あの人の言うことはすべて正しい!すべて参考にしている!

 

もし、こう考えているのであれば、思考停止になっていることを疑った方がいいですよ。

 

同じことを伝えても「誰が言ったか」で説得力は大きく変わる

 

言葉って、誰が言っても同じなわけじゃなくて、言う人によって説得力が変わってくると私は思っています。

 

自分自身が経験していないこと

自分以外の誰かの受け売り

自分を棚に上げた言葉

 

これらは説得力に欠けるなーと思うのです。仕事をしていてもそうですよね。

 

例えば、部下が挨拶しても挨拶を返さないのに、「コミュニケーションは挨拶からだ」なんて上司に言われたら、「いや、お前が言うな」って思うでしょ?

 

これを「誰が言っているかではなく、何を言っているかで判断しろ!」と言ったところで、誰からも賛同されないばかりか、余計に反感を買ってしまいそうです。

 

だから、自分が伝える側になる時には、「人は『誰が言っているか』を重視する」ということを忘れてはいけないと思うのです。

 

「誰が言っているか」にあぐらをかけば、やっぱり思考停止になっていく

 

そして、発信する側になった時に注意しなければいけないのは、

 

『誰が言っているか』にあぐらをかかないこと

 

だと思うのです。

これはインフルエンサーと呼ばれる人たちを見ていて思うのだけれど、「誰が言っているか」で判断する人が多くなってくると、発信している人も思考停止になっていくんですよね。

 

なぜなら、何を言っても「誰が言ったか」で判断してもらえたら、自分自身の発言について深く考察する必要はなくなりますよね。

 

それは違うんじゃない?

私はそうは思わない

 

と言ってくれる人がいなくなるということですから。

だから、発信する側は「誰が言ったか」で信頼度が変わることがあることを意識すると同時に、「何を言っているか」を意識しないといけないと思うのです。

 

会社員であれ、フリーランスであれ、仕事をしていく上で情報をどう扱うかは、一番大切なことです。

自分自身が情報をどう扱っているのか、一度考えてみてくださいね。