昨日は、私の継続セッションを受けたことのあるクライアント限定のワークショップを開催しました。

 

題して『自分を知り他者を知ろう。エニアグラム×レゴ』ワークショップ

副題は「もし、あなたのタイプだけの村を作ったらどんな村?」です。

 

エニアグラムは、人を9つのタイプに分ける性格タイプ論。

起源は諸説あるのだけど、1970代にアメリカで盛んに研究されるようになってから、一気に発展しました。

日本でも大企業を中心に取り入れるところが増えていますね。

 

私がエニアグラムを知ったのは、外資系企業に勤める知人から紹介されたことがきっかけ。

その会社では、マネジメントクラス全員がエニアグラムを受け、自分のマネジメントスタイルを知るきっかけにしていたそうです。

 

で、なんか面白そう・・と思って勉強を始め、途中、ブランクがありつつ3年ぐらい勉強を続けています。

私自身、エニアグラムを始めてから、自分についてよく理解できるようになっただけじゃなく、周りの同僚やクライアントのことも理解できるようになりました。

 

クライアントのタイプによる躓きポイントを事前に把握したり、話し方を変えたり・・・

自分と違う価値観やタイプがあると理解するだけで、不必要にイライラしたり腹立たしくなったりすることも減ったしね。

 

良い意味で、「人は人、私はわたし」と思えるようになったと思います。

エニアグラムのセミナーそのものは、昨年、2回開催しているのだけど、最近流行りのレゴと組み合わせたら、面白いことができそうだなーと思いつき、今回のモニターセミナー開催に至ったわけです。

 

無意識にあるものを引っ張り上げて、自己理解を深める

普段、人は顕在意識下にあるものを元に行動・判断しています。

言語化も同じ。意識にないものを言葉にすることってできないですよね。

 

でも、意識全体を100%として考えた時、顕在意識は、たった3%〜5%だと言われてます。残りの95%〜97%は潜在意識、つまり無意識下なんだよね。

 

潜在意識の力ってすごく大きくて。

「そんなことを思ってもいなかったのに、身体がつい動いちゃった」とか、「こう思っているはずなのに、何だか心がザワザワする」とかって、実は潜在意識が反応しているわけです。

 

ただね、潜在意識で思っていることって、頭で考えようとしたり言語化しようとしたりしても、出てこないんですよね。だって無意識だから。

だから、左脳ばっかりを使っても潜在意識下にあるものを具現化することは難しい。

 

最近、流行っているレゴや絵画を使ったワークショップは、左脳じゃなくて右脳を使うことで、潜在意識にあるものを意識下に引っ張り上げるんです。

エニアグラムも、潜在意識下にある人の本質に焦点を当てているものなので、レゴとは相性が良いだろうなと。

元々、エニアグラムのワークショップは絵を描くことがすごく多いしね。

 

絵はどうしても「上手、下手」が出やすい。

いくら「絵の上手、下手は関係ない」って言われても、絵を描くのは苦手、絵を人に見せるのは嫌だと言う人は多いですよね。私も得意じゃないから、本当は嫌だ(笑)

 

でも、レゴだと「上手、下手」が出にくいので、気軽に取り組んでもらいやすいというメリットもあります。

 

タイプによる特徴が、見事にレゴにもあらわれた

今回のワークショップでは、前半にエニアグラムの簡単な説明をした後、後半にレゴを使ったワークをしてもらいました。

 

それが「もし、自分のタイプだけの村を作ったら」です。

自分のタイプだけしかいない村があったとしたら、それはどんな村?をレゴを使って表現してもらうことに。

 

参加してくださった4名が作ったレゴがこちら

(レゴを公表することは、事前に許可を取っています)

 

これはタイプ1の方が作ったレゴ。

 

タイプ1は、「完全でありたい人」です。きちんとしていて規律が整っていることが心地よいんですね。

それがレゴにも表れています。

 

家がが等間隔に並んでいるし、村の入り口は一箇所しかありません。

「何で一箇所しかないの?」と聞いたら、「出入りした人を“ちゃんと”把握したい」と答えてくれました。

 

それに、この村では身分制度があって、身分によって住む家も決まっているらしいです。

下剋上のようなことはなく、皆、規律を守って生活しているんですって。

 

他の3名は、「えーーーー」とビックリしてました(笑)

 

これはタイプ6の方が作ったレゴです。

 

自分たちの村を作ると聞いた時に、真っ先に「囲いを作ろう」と思ったと話してくれました。

タイプ6の方は安心安全を求めるので、『ここが自分たちの場所』というのが決まっている方が安心なんですよね。

 

同じ囲いでも、タイプ1が作った囲いとは違いますよね。

タイプ1の人は「自分たちの村をきっちり管理するための囲い」だし、タイプ6の人は「ここが自分たちの場所という安心感を得るため」の囲いなんです。

 

そして、何度か出てきて言葉が「バランス」

オレンジの丸いブロックを人に見立てているのですが、常にくっついているのも嫌だし、離れすぎているのも嫌。その時々に応じて「バランス」良い距離感が大事だとのこと。

 

周囲とのバランスを考えるタイプ6ならではの答えかもしれません。

 

これもタイプ6の方が作ったレゴ。

彼女も「バランス」という言葉を何度も使ってたんです。

 

囲いはないけれど、向かって右上が憩いの場所、左下が工場などの働く場所、左上が住む場所なんだそうです。

それぞれの場所で、役割がきっちり決まっていることが重要と話してくれました。

 

タイプ6の人は自分の責任範囲や役割がきっちり決まっていることを好むので、それが表れたのかもしれません。

 

最後はタイプ9の方が作ったレゴ

真ん中に公民館があって、何かあったら全員そこに集まるんですって。

 

自分の家は自分がリラックスするための場所だから、その空間がかき乱されるのは嫌。

そして自分の家に誰かを呼ぶということは、自分がホストになって、あれこれ準備したり決めたりしなければいけないから、それも面倒くさいのだそうです。

 

「皆、誰かが声をかけてくれたら行くけれど、自分からは計画しないから、結局何も決まらないかも・・・」と言ってました。

これも他のタイプからは「えーーー、そうなの??」と声があがったポイントですね。

 

タイプ9の人はストレスフリーであること、内面の静けさを保ちたいと思っているので、それが出ているのかもしれません。

 

自分自身を理解することが他者理解につながる

今回は4名という少人数での実施だったので、ひとりずつのワークになりましたが、もっとたくさんの人が集まるのであれば、ひとりずつのワークの後に各タイプごとに1つの「村」を作ってもらっても、面白いものが出来るだろうなと思ってます。

 

というか、実際にワークショップをリリースする時はそうしたい!

 

最初にレゴを組み立てて、それを発表してらもらったのですが

 

「これってどんな意味があるの?」

「どうして、ここは隙間があいているの?」

「もっと広くしたらダメなの?」

 

という他の参加者からの質問に答えていくと、「今、思ったんだけれど、こういう意味があったかも」とか「言われて初めて気づいたのですが、本当はこう考えていた」という、新しい自分を発見していったんですよね。

 

これって、無意識にあったものを引っ張り上げたということ。

多分、いきなり言語化しようとしていたら出てこなかったんじゃないかな。レゴを使って指先の思うままに組み立て、それに意味づけをしていくことで出てきた言葉なんですよね。

 

そして、「あー、私ってこんなことを思っていたんだ」と新しい自分に気づくわけです。

自分を知れば知るほど、自分と相手は違うということが分かるし、それが分かると「相手を理解しよう」という気持ちに繋がっていくと思うのです。

 

特に、こういうワークショップを一緒にやると、「村」を作るという同じお題で、同じレゴを使っているのに、作る村もその意味付けも全然違う。

参加してくれた4名も、そのことをすごく実感してくれたようです。

 

正式リリースまではあと一歩、二歩ぐらい・・・

「すごく面白かった」

「また、違う人たちとやりたい」

 

というコメントはもらったものの、まだ正式リリースには程遠い。

ワークショップ「面白い」だけじゃ意味がなくって、ちゃんと来てくださった方に役立つものにしたいんですよね。

 

このワークショップを受けたことで得られる効果は、もっと明確にしたいし、今回は2.5時間でやったけれど、2.5時間では時間が足りない。

最低3時間、できれば3.5時間は欲しい。

 

だとしたら残りの1時間はどういう組み立てにするのか。

さらに今回のワークショップは、私の講義と個人作業が多くて、参加者からは「もっと、自分たちが話す時間が欲しかった」とも言われたので、そこも修正しなくちゃ。

 

人数も、10名ぐらいいた方が良さそうだなー

 

などなど、修正点はいっぱいあるのですが。

私の「エニアグラムとレゴを組み合わせたら面白そうだな」という直感は間違ってなかったようなので、もうちょっとブラッシュアップして、正式リリースに持っていきたいです。

 

なにしろ、結構盛り上がったからね。

 

早ければ来年の初めには開催したいな。

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