ブログネタは色々あれど、なんとなくどれもタイピングが進まない。

さて、何を書こうかなー。

たまには、私が超勘違いOLだった頃の話でも書こうかな。

 

私は自分で言うのも何ですが、仕事の覚えは早いし、期待された結果を出すのも早いです。

だいたいどんな仕事でも、その仕事の「勘どころ」を掴むのが得意なので、1年もやれば、「あー、こんな感じなのね」が分かるんです。

 

ただ、そこで終わってしまって深く追求することが全く無かったんです。

 

元々、飽きっぽいというのもあるし、転職も多かったし、ベンチャー企業で働いてから、会社の都合で仕事がコロコロ変わったりもしたので、「積み重ねる」という経験をしていなかったのです。

 

実は、それが私のコンプレックスでもありました。

 

新卒の頃から、ずっと同じ仕事をしている人は、私よりもずっと専門知識を持っているはず。

それに比べて私は、本を1冊渡されて「これを読んで、明日から◯◯の仕事してね!」とか言われてたわけです(笑)

 

教わる人もいないし、もちろん研修もないから、後は自力で試行錯誤してやるしかない。

そんな自分を偉いなと思いつつ、やっぱりどこかで卑屈になっていたんでしょうね。

 

出来ない自分を見せるのは恥ずかしい。

専門知識が浅いんだって思われるのは絶対にイヤ

 

本当にこう思ってました。

今思えば、なぜそこで専門知識を深掘りしようとしなかったのか、とっても謎なのですが、当時はこれ以上はイイヤと思ってたんですよね。

 

ある程度評価もしてもらえるし、毎年、それなりにお給料もあがってたし。

だけど、コンプレックスが消えることはありませんでした。

 

コンプレックスが消えなかった私はどうしたか。

これがまた、ダサくて格好悪い方法に走ったんですよ。

 

自分は出来る、自分はすごいと自分自身を洗脳していた

 

私がどんな方法に走ったのか。

それは、必要以上に「私はすごい」「私は出来る」と自分自身に言い聞かせること。

そうやって自分自身を洗脳して、バランスを取っていたんです。

 

ほら、中身空っぽな人たちが、誰かをディスったり、それっぽいことを言って、自分を大きく見せているでしょ?

それをそのままやってました。

 

自分はすごい、自分は出来ると思い込んでいると、本当にそう思えてくるから不思議です。

 

そして、そう思い込めば思い込むほど、努力をしなくなるんです。

だって、努力しなくても仕事できるんだもん!(って思ってた)

 

でも、私が「自分はすごい、自分は出来る」と思い込めば思い込むほど、現実とのギャップは広がります。

それはそうですよね。だって、自分の実力以上に「すごい!」「出来る!」と思い込んでいるのですから。

 

私が思っているほど、会社は評価してくれない

私が思っているほど、会社はお給料をあげてくれない

 

こんなに仕事ができる私を評価しない会社は最低!と本気で思ってましたね。

今思うと恥ずかしいし、何で私、こんなことをカミングアウトしているんだろう?

 

当時は仲の良い友だちや、付き合っていた相手に毎日のように愚痴っていた記憶があります。

 

そんな勘違い女王だったかつての私が、目を覚ます大事件がやってきました。

 

あなたをどう使っていいか分からなくて、悩んでいる

 

私がフリーになる前、最後に勤めていた会社の社長は、私が以前勤めていた会社の先輩でした。

当時、新しい仕事を探していた私は、先輩に連絡して「雇ってもらえませんか?」と頼んで管理職待遇の正社員で雇用されました。

 

私が入った頃、その会社はまだ立ち上げて1年、社員も10名ほどの小さな会社。

人事や総務といったバックオフィスの人間を雇うつもりはなかったようです。

でも、近い将来雇用する必要があるだろうし、それなら知っている人の方がいい。以前の会社で私の仕事振りを見ていたので、「古賀さんなら」と言ってくれたんです。

 

ところが、相変わらず自己認識と現実のギャップが激しい私。

 

どうして、この人たちはこれぐらいやらないんだろう?

どうして、こんなことまで私がしなくちゃいけないんだろう?

 

口には出さなかったけれど、心の中ではそう思っていたし、きっと態度にも出ていたんだと思います。

最初は歓迎ムード一色だったのが、少しずつ、距離を感じる人が出てくるように。

 

それでも、私は自分の仕事の仕方に問題があるとは思っていなかったのです。

1年後、給与査定の評価面談のときに、事件は起こった!

 

自己認識がめちゃくちゃ高いままだった私は、当然、評価もしてもらえるし、お給料も上げてもらえるものだと思っていたのです。

ところが、社長から聞かされた言葉は、それとは真逆だったのです。

 

「 正直、あなたをどう使っていいか分からない。役員(この方も以前の会社の同僚)と一緒に、あなたの使い方について悩んでいる」

 

多分、社長にここまで言われる人って、そんなにいないよね(笑)

これ、“あなたは使えない”って言われてるのと一緒ですから。

 

「背中から冷水を浴びる」ってこういうことを言うんだって思いました。

一気に周りの気温が下がった気がしました。

私、それまでの社会人人生の中で、「あなたの使い方が分からない」なんて言われたことはなかったんです。

 

すごく悔しかったし、泣きそうにもなりました。

でも、その場でぶちまけるのも、泣き出すのも格好悪くて出来るわけがない。

ひたすら耐えて、最後に「分かりました」と言って面談を終えました。

 

今までの私なら、すぐに次の会社を探して辞めていたはず。だって、「私を評価しないのは、会社が悪い」と思って過ごしてきたのだから。

 

でも、その時は、「使えないと言われたまま辞めるのは悔しい!」という気持ちになりましたね。

絶対に見返してやる!!って思いました。

 

負の感情から行動するのは良くない

 

とはよく言われることだし、私も「負の感情を原動力にした行動は、長続きしない」と思うけれど、短期間ならこれほどの原動力はないですよ。

 

とにかく、「ここがダメ」「これはあり得ない」と言われたことは、全部直そうと決めました。

理不尽だと思うこともあったけれど、文句は絶対に言わない。

全部直して、正当に評価してもらってから文句を言おう、そう心に決めて過ごすことにしました。

 

いやー、辛かったですね。

長い会社員人生の中で、あの時が一二を争うほど辛かった。

 

でも、マイナスだった私への評価も、そこから1年が過ぎる頃にはプラスマイナスゼロに戻り、それ以降は社長や役員からの信頼が日を追うごとに強くなっていったのです。

その証拠に、社長や役員に呼ばれて、組織づくりのこと、人材のこと、会社の経営のことまで相談をされるように。

 

会社を辞める時

 

「古賀さんが、この会社の礎を築いてくれた。この会社の基礎を作ったのは、あなたです」

 

と言ってもらった時、本当に嬉しくてね。

「どう使っていいか分からない」と言われたところからの大逆転!

 

ちなみに、「あなたの使い方が分からない」と言われたことを私は、ものすごく根に持っていて、このセリフを言った社長に

 

「あの時はとても傷ついたんですよ。他の人には、こんな言い方をしたらダメです」

 

と言ったことがあります。社長は「あのときは、本当に言い過ぎた。傷つけてすみません」と言ってくれたので、それ以降は笑い話になりました。

 

振り返って考えると、あの時の社長の言葉がなければ、私は勘違いOL街道まっしぐらだったはず。

なまじ仕事の覚えも早いし、そこそこ結果も出すので、すごく厄介な管理職になっていたと思います。

 

自分のことを思って、厳しい言葉を言ってくれる人、本当に大切なんですよ。

 

客観的に物事を見る力は必要不可欠

 

なぜ、私がこれほどまでに勘違いをしていたか。

 

それは自分の能力を客観的に見ることができなかったから。

 

自分の能力を客観的に見ることが出来なかった分、必要な努力もしなかったし、適切な自信も持てなかった。

 

もし、私が自分がやってきたこと、経験してきたことに自信を持てていたら、変なコンプレックスを持つことはなかったはずです。

そして、自信がないのであれば、自信が持てるような努力をしていれば、実力以上に大きく見せる必要もなかったんですよね。

 

客観的な視点を持てていたら

 

会社が私に求めていること

私が実際にできていること

私が得意なこと

私が苦手で助けて欲しいこと

 

これらを素直に認めて、改善したり、誰かに助けてもらうことが出てきていたはずなのです。

 

自分自身を客観的に見るのは難しいです。

私のように実力以上に大きく見せてしまったり、逆に実力があるのに卑屈になってしまったり。

 

でも、現時点の自分が正しく理解できなければ、自己成長することはできません。

自分の評価と周りからの評価がずれていると感じているなら、まずは自己認識がきちんと出来ているか確かめてみてください。

 

自分の現在地が分かれば、そこからどうすれば良いかは見えてくるはずですよ。

 

もし、自分を客観的に見ることができない、どこから手を付けていいか分からないなら、いつでも相談にいらしてくださいね。

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