
私の周りには「すごいな」と思う人がたくさんいます。
そんなすごい人たちに共通すること。
すごい人ほど出し惜しみしない
ということ。
私が恐縮するほど、持っているものを全部差し出してくれるの。
プロであるほど、持っているものを出し惜しみしない
実は今日、友人にお願いがあってFacebookのメッセンジャーから連絡をしたんですね。
友人は、とある分野のプロなので、その知恵をちょっと貸してもらおうと思ったのです。もちろん、友人とはいえプロにお願いするのだから、費用はお支払いします。
時々、「友だちなんだからタダでやって!」とおねだりする人がいますが、相手が友人であっても、プロとしてサービスを提供している人には、ちゃんと費用を払ってくださいね。
あっ、話がちょっとそれてしまったので、元に戻します。
そのやりとりの最中も、友人はたくさんのことを教えてくれるんです。
それはそれは、途中で「ねぇ、それって本当はお金を払って教えてもらうものじゃない?」というぐらいに(笑)
私がお願いしたことに対しても、「できる限り、たくさんのノウハウを伝えるね」と、どこまでも与えてくれようとする友人。
これね、相手が友人である私だから・・ではないと思います。
きっと誰に対しても同じ。
友人とメッセでやりとりしたあと、私の周りにいる他のプロだちのことも思い浮かべてみたんです。
そうしたら、皆、同じなんです。プロとしての意識強い人ほど、絶対に出し惜しみしない。
こちらが「いいの?」と思うほどに差し出してくれるんですよね。
出し惜しみ商法をするのは、底が浅いのがバレるのを防ぐため
その一方で、色んなところで出し惜しみをする人、いますよね。
ものすごく身近なところでいくと、ブログのタイトルに「◯◯の方法」と書いてあるから、それを知りたくてブログを開いたら「答えは今日のメルマガで配信します♪」みたいなやつね。
この時点で、かなりテンションが下がるのですが、どうしても知りたいことだからメルマガに登録
ものすごく期待したのに、いざ届いたメルマガを見たら、「えっ、これだけ?そんなにもったいぶる内容?」ってガッカリ。
こんな経験をしたことがある人も多いのでは?
私も、「あーー(´・ω・`)」となって、すぐにメルマガを解約したのって、1度や2度じゃありません。
そういう人に限って、自分の権利を守ることに必死だったりします。
どうしてそうなるのかな?って考えると、底の浅さがバレちゃうからなんですよね、きっと。
ブログでもメルマガでも出し惜しみせずに出したとしたら、空っぽになってしまう。それぐらいの知識や経験しか持っていない。
もし、全出ししたものに触れて、「この人からもっと学びたい」「この人にもっとお願いしたい」とサービスを申し込んでもらっても、もう渡せるものが何もない。
そして、損をしたくないという気持ちがとっても強い。
持っているものを出し惜しみせずに提供したら、自分のサービスを買ってもらえない。それじゃ、私が損をする!!
だから、「ここまでしか教えないよ!」になっちゃうんじゃないかな。
出し惜しみしないからこそ、プロはどんどんプロになる
出し惜しみしないって、正直なところ怖いです。
先ほど書いたように、「出し惜しみせずに出したあと、さらにクライアントさんに渡せるものがあるかな」って、考えてしまうのです。
特に仕事を始めたばかりの頃は、自分の知識や経験がどこまで通用するのか分からなくて不安になってしまいますよね。
だから、つい守りたくなってしまう。
でも、それってきっと逆です。
プロがどんどんプロになるのは、自分の知識や経験を守るからじゃなくて、自分の知識や経験を全部出すから。
そして、新しい知識や経験を積み重ねていくから、深みも出るしプロとして成長するんですよね。
アウトプットしている以上のインプットを欠かさないのがプロです。
出し惜しみしているうちは、できません。
なぜなら、自分が何を求められているのか、自分に足りない知識や経験は何か、それが分からないから。
欲しい欲しいじゃなくて、先に与えなさい
口先だけで唱えたり、与えているフリをして実は必死で自分の権利を守っていたり、そんな人たちはプロじゃなくて「ニセプロ」です。
本当のプロは、口に出さなくてもやります。
だって、それが当たり前だから。敢えて「先に与えます!」なんて言う必要もないのです。
それを私の周りの人たちが身をもって教えてくれたよ。
そう、言葉にするんじゃなくって、その仕事のやり方で魅せてくれた。やっぱりプロだよ!
もし、出し惜しみ商法をしている人がいたら、それは今すぐやめよう。
「私は底が浅くて、それがバレるのがイヤだから出し惜しみしています」って宣伝しているようなものだから。
もちろん、全サービスを無料でやるのが「出し惜しみをしないこと」なんて話じゃないからね。
出せるものを全部出して、さらにお金を払ってくださるクライアントには、その上の価値を提供しましょうっていうこと。
そのためには、どんどんアウトプットして、それを上回るインプットをして成長していく必要がありますね。
私も、もっと頑張ろう!