
こんばんは。
女性リーダー育成コンサルタントの古賀ちぐさです。
セッションをしたり、女性リーダーを始めとする管理職の方々と話したりしていると、こんな言葉に出会うことがあります。
「めんどうくさいんですよね」
「あー、考えたことないですね。」
「どうだろう?(自分の気持ち・考え・行動の理由は)わからないですね」
実は私も「めんどうくさい」を口ぐせのように使っていました。
でもある時、友人に言われたんです。
「ちぐささん、”めんどうくさい”という言葉はやめた方がいい。その言葉を使っているうちは、今以上に成長する事もなければ、物事が好転する事もないよ」
確かにその通りですよね。
めんどうくさいと口に出した瞬間に、やる気は一気に失われいきます。
やらない言い訳になるんですよね。
「考えたことがない」「わからない」も一緒です。
だけど自分の気持ちや、選択の理由を考えたことがないならスルーしてはいけません。
めんどうくさい
考えたことがない
わからない
この3点セットの奥には、見たくない自分や知りたくない自分がいます。
こういう人でありたい、他者からこんな人に見られたい…という「理想の自分」がいる人も多いですよね。
理想の自分であるためには、見たくない自分や知りたくない自分は、存在していないことにしたいのです。
見えちゃったら、「理想の自分」じゃなくなってしまうから…
私は「いい人」「役に立つ人」「デキる人」だと思われたいという気持ちがあります。
カッコウ悪い自分、ダサい自分は見せたくありません。
だからカッコウ悪い自分やダサい自分の影がチラリと見えた途端、そこから逃げ出すわけです。
その時の言葉が「めんどうくさい」なんですね。
めんどうくさいの奥に潜んでいるのは、「もしもうまくいかなかったらカッコウ悪い」「どうせうまくいくはずない」という、それこそダサい自分です(笑)
めんどうくさい
考えたことがない
わからない
誰かと話している時も、この3点セットを使うと、「あー、そうなんだ」と流してくれることが多く、突っ込まれることは少ないはず。
自分自身に対しても一緒。
この3点セットを口に出すと、その時点で思考も行動も止まります。
思考も行動も止まるということは、それ以上何も変わらないということ。
見たくない自分、知りたくない自分を無理やり「見なさい」というつもりはありません。
自分自身の状態や状況によって、受け止めきれない事もありますから。
だけどもしも、自分が望む未来を叶えたい、自分の力を発揮して働きたいと思うなら、見たくないダサい自分も見ることは大事なんじゃないかな。
それに見てみたら、意外と悪いものじゃなかった。
なんだか可愛く思えてきた…なんて事もあるわけです。
やっぱりダサいしイヤだなと思うならば、少しずつ思考を変えていけばいいだけです。思考が変われば行動は必ず変わっていきます。
めんどうくさい
考えたことがない
わからない
あなたの成長を止める3点セット。
この3点セットと向き合いますか?それとも、まだ放置しておきますか?
どっちを選ぶのも自由です。
ただ向き合うにしろ、今はまだ…と放置するにしろ、自分で「こうする!」と決めましょうね。
私は「めんどうくさい」の奥にある、見たくない自分と向き合うと決めました。
まだまだ「うわっ、また言っているよ」と呆れることもありますが…
意識するようになってから、少しずつ変わってきましたよ。
3点セットと向き合うと決めた方は、私と一緒に頑張りましょうね!
PS.
私のセッションで3点セットを使うと、もれなく私から「何が?」「どうして?」と突っ込まれます。
自分だけで3点セットに向き合うのは、ちょっとハードルが高いな…という方は、ぜひ体験セッションで私に話してくださいね