
仕事を円滑に進めるためには、信頼関係ってすごく大事。
特にリーダーは、メンバーから信頼してもらえないとスムーズにチーム運営ができないですしね。
信頼関係を構築するには、相手の行動の背景にある「思い」を寄せることが必要です。
そこで出てくるのが「ホンネを話す」ということ。
チームの心理的安全性を高めるためには、ホンネを話すことが大切だとも言われますよね。
確かに言っていることと態度が全然違えば、信頼関係は構築できません。
でもそうは言っても、自分を開示することに抵抗がある、という人も多いのでは?
実は私がそうなんです。
基本的に自分のことを話すのは好きじゃない。
他人に根掘り葉掘り聞かれるのも好きじゃない。
私が話したいと思う人にだけ、話したい内容を話したい(笑)
かなりワガママな価値観ですよね。
誰にでも何でも話せるよ!というタイプの人からみると、相当、秘密主義に見えるかもしれません。
「ホンネを話す」ということに、ものすごーーーく抵抗を感じるし、強要されると心のシャッターがシャッと降りていくわけです。
ホンネを話すことが信頼関係を築くことに繋がるなら、ホンネを話すことが嫌いな私は、仕事の場において信頼関係を築くことはできないの?
って話になるわけですが・・・
ホンネを言う
心理的安全性を築く
というと、「何でも話さなくちゃダメ」とか「常にホンネで語るべき」とか思うかもしれないし、それを信条としている人もいるけれど、私は全然そんな風に思っていなくて。
仕事において必要なところだけ話せばいいんじゃない?
と思うのです。
「ビジネス本音」って言ってしまうと語弊はあるけれど、別に心の内を明け透けに話さなければ、価値観が共有できないわけではありません。
誰しも言いたくないことはあるのだから、無理やり聞くのは、かえって信頼関係を損なうし、心理的安全性も築けないはず。
私は必要な事以外、自分自身のことはほとんど話しませんが、仕事が滞ったことはありません。
信頼関係が築けていないとも感じません。
相手を見て話すし、その場の空気もすごく読みます。
ホンネを言わない方が自分が仕事をしやすくて、かつ円滑に回るならそれでいいんじゃない?と思ってます。
結構、相談されるんですよ。
「会社の中であれこれ聞かれるのが苦手」とか
「どこまでホンネを話せばいいですか?」とか。
「ホンネを話せない関係性では、良いチームは作れない」と言われるたびにモヤモヤしているので、気持ちはよーく分かります。
決まったことに対して、後からグチグチ言うのはルール違反。
ホンネを言わないことで自分が追い詰められるなら、ちょっと違うでしょ!とは思うけれど。
それ以外なら、どこまでホンネを話すかは自分で決めたらいいですよ。
もし、全くホンネが話せないのだとしたら、それはどうしてだろう?って考えてみるといいですね。
全くホンネが言えない場で仕事を続けるのって、かなりシンドイよ。
ホンネと建前、上手に使い分けていきましょう。
PS.
どうしてもホンネが言えない…のだとしたら、その奥に何かがあるのかもしれません。
「ホンネが言えない」の奥に潜んでいるものを机の上に出してみることで、新たな発見があるはずです。
ぜひ、私と一緒に60分間で、あなたの奥に潜んでいるものを見つけましょう。