

「まだまだ私は本気をだしていないだけ。私が本気を出したら、あの人にだって負けないんだから」
私はずっとそんな風に思っていました。
仕事の勘はあるので、期待に応えられるまでは時間をかけずに到達できる。
でも「圧倒的な結果を出す」ことなく終わってしまうの。
私はそれを自分が飽きっぽいからだと言っていました。
飽きっぽいから、期待に答えられる程度にできたらそれでいい。
飽きっぽいから、長続きせずに新しいことに惹かれてしまう。
でもね、本当はそうではないことにも気付いていて。
飽きっぽいことは本当。
新しいことをしたいし、ずっと同じことをやり続けるのは難しい。
だけど私が「圧倒的な結果を出す」ことなく終わってしまう本当の理由。それは…
言い訳を作っておきたい
という気持ちがあるから。
私が本気を出したら…
今はまだ本気をだしていないだけ…
この言葉を言っているうちは、自分自身を直視しなくてすむからね。
うまくいかないのは、私に原因があるわけではなく本気を出していないから。
あの人が私よりも頼りになると周りから思われるのは、私が本気を出していないから。
私が本気を出したら、圧倒的な結果を出せるし、あの人にだって負けない
そう言い訳したいだけなんです。
だったら、さっさと本気を出して圧倒的な結果を出せばいいのにね。
それでも本気を出さないのは
もし本気を出してやってみて、うまくいかなかったら。
もし本気を出してやってみて、あの人よりもできない自分い気付いてしまったら。
それを認めるのが怖くて、ありのままを受け止めることがしんどくて、格好悪くて、言い訳を作っておくのです。
女性リーダーの中にはすぐにコツを掴むけれど、そこから突き抜けていけないという方も多いので、私と同じような気持ちになったことのある方もいるのでは?と思います。
だけど正直なところ、いつまでも「本気を出したら」と言い続けている方が格好悪いよね。
他者の前で言っていなくても、自分自身にずーーーーーっと言い訳しているということだから。
もし本気を出してやってみて、うまくいかなかったら。
もし本気を出してやってみて、あの人よりもできない自分い気付いてしまったら。
それにこんな風に思うのって、自分にとっても失礼です。
うまくいかない、あの人よりできないと決め付けているのと一緒だから。
私が「目の前にあることを一生懸命やる」「できることは全てやってみる」と言い続けるのは、私自身に言っている言葉でもあるのよね。
それにダサいのも格好悪いのもイヤ。
私は格好よくいたいです。
だからもう心の中であっても「本気を出してないだけ」なんて言い訳するのはやめよう。
私と一緒に、できることは全部やってみよう。
もしもそれでダメだったとしたら、その時はその時で考える。
道はひとつじゃないからね。
PS.
もう言い訳するのはやめる。できることを全部やってみると決めた方は、一緒に頑張りましょう。
まずは「本気を出していないだけ」の奥にある本音を聞かせてください。
PPS.
リーダーになったけれど、まずは何から始めればいいの?という方に、2時間でやるべきことがすぐわかる講座を実施中。複数の日程がありますので、ご都合の良い日にご参加ください