
こんばんは。
女性リーダー育成コンサルタントの古賀ちぐさです。
今日はメルマガで配信したものをブログでも書きます。
なぜなら、女性リーダーにとってすごく大切なことだと思うので…
今年の10月、私はとある企業様向けの提案書を作っていました。
私がその企業様の提案に関わるのは今年が初めてでしたが、プロジェクトとしては4年前から継続して受注していたお仕事でもあったんです。
チームメンバーと一緒に慣れないながら、自分ができることを…と思って提案書を作りお客様へ提出。
コンペだとは知っていたけれどなんとなく
「このまま決まるんだろうなー」と
楽観視していたところもありました。
が…
なんと!コンペに負けてしまったのです。
他社の提案の方が、よりクライアントのニーズにマッチしていた
他社の提案の方が、より想像力を働かせていた
ということでした。
プロジェクトリーダーからこの話を聞いた時、
「あぁ…」
とめちゃくちゃ落ち込んです。
落ち込んだのはコンペに負けたからじゃありません。
もちろんコンペに負けたのは悔しいですよ。
フリーで働く私にとって、「コンペに負ける=仕事がなくなる=収入がなくなる」ということですから。
でもそれ以上に自分がどこかで、「これぐらいでいいや」と思っていたことに落ち込んだのです。
提案書を作っていたときに「まぁ、これぐらいでいいか」と思っていたわけじゃありません。
だけど
「何年も受注できているから」
「前回も満足してくれているから」
「他の会社に変えるのは面倒くさいだろうから」
だから今年も、これぐらいで大丈夫!という気持ちが、無意識の中にあったのだと思います。
「これぐらいでいいか」
「これぐらいで大丈夫」
この気持ちが
もっとできることはない?
より良くするためにはどうしたらいい?
という考えを妨げていたんだなと。
今年から参画したからこそ、私にできた提案があったはずなのに、それができなかった。
(というより、自分でその道を選ばなかった)
自分自身が情けないなと思いました。
それと同時に当たり前だと思ってしまうって、無意識に「これぐらいでいっか」という恐ろしい状態を作ってしまうのだと感じたんですよね。
これは普段のチーム作りでも同じことだと思うのです。
いつものメンバーで、いつものように仕事が進んでいると
「これぐらいのコミュニケーションでいいか」
「これぐらい気を配ればいいか」
「これぐらいなら大丈夫だろう」
とついつい「これぐらいでいっか」と思ってしまう。
意識的にというより無意識ですね。
それは安心感でもあるのだけれど、安心感も過ぎると無意識の「手抜き」になっていきます。
自分が無意識に手抜きをしてしまったことに気づかず、メンバーから
「会社を辞めます」
「他の部署へ異動したいです」
と言われたり、チームの生産性や雰囲気がなんとなく悪くなったりと「何か」が起こってから初めて気づくことも。
もちろん気づいて修復できるならその時対応してもOKですが、
だけど私が案件を落としてしまったように、気づいた時にはもうどうにもならない…ということもあります。
だからぜひ振り返ってください。
最近当たり前になりすぎて「これぐらいでいっか」と思ってしまっていることありませんか?
もしあったら、本当に「これぐらいでいい」のか考えてみてくださいね。
PS.
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