リーダーだからこそ、弱音も含めて心からの言葉を伝えよう

リーダーとは、自分ひとりの力で頑張らねばならない!

リーダーとは、常に正しくなければいけない!

リーダーとは、弱音を吐いちゃいけない!

 

こんな風に思っている人も多いのではないですか?

私自身、誰かを頼るのは格好悪いこと、弱音を吐くのはいけないことだと思い続けてきました。

 

それは事あるごとに

 

「自分の発言の重さを考えなさい」

「あなたが発言した内容が、周りに大きな影響を与える事を自覚しなさい」

「あなたが思っている以上に、あなたの発言は影響力が大きい」

 

と言われ続けてきたからだと思っています。

だからひとりで頑張らなくちゃ、と必要以上に肩に力が入っていたんですよね。

 

だけど振り返って見ると、私自身が部下の立場だった時、「この人のためにできる事をしよう」と思ったのは、上司の泣いている姿を見た時だったなと思い出したのです。

「ごめん」と謝られて、覚悟が決まった

当時私は、ベンチャー企業に勤務していました。

設立2年目だったかな?3年目だったかな?社長も幹部も全員歳が近く、会社と言うよりもサークルに近かったんです。

 

扱っているサービスはとっても画期的だったのだけれど、ターゲット層と価格が見合ってなくて、全然売れなかったんですよ(笑)

細かい数字は見れなかったけど、毎月赤字だったはず。

 

それでもまぁ、大丈夫なのかしら?と呑気に構えていたら、実はとっても深刻な事態になっていました。

 

ある時の深夜、社長が爆弾発言をしたんです。曰く

「もう会社を続けていくことができそうもないから会社を潰そうと思った」と。

聞いている私は、まさに青天の霹靂。いやいや、そんな事を急に言われても困ります!と激しく動揺しました。

 

その後も社長の話は続きます。

「弁護士に相談したけれど、会社を畳むにもお金がかかる。だとしたら、畳むために使うお金で、もう1回だけ頑張ってみたらと言われた。具体的にどうしたらいいかは分からないけれど、もう1回やってみたい。だから力を貸して欲しい

 

そう言った社長の目からは涙が溢れていました。

一般的に考えたら、ドン引きするところかもしれません。「えっ、何言ってるの?社長なんだから、ちゃんとしてよ。」と思う人もいるはずです。

なんで私たちが、そんな貧乏くじを引かなきゃいけないの?と考えたって、不思議じゃないですよね。

 

だけどその時、

 

「やるしかないな」

 

と思ったんですよね。

頼りないところもあったし、自分の考えを曲げないところもあったけれど、それ以上に社長の会社に対する思いを知っていたし、何より心から「力を貸して欲しい」と言っていることがわかったから。

 

その時社長の話を聞いていた人で、すぐに辞めた人は、ひとりもいませんでした。

初めての黒字。初めてのインセンティブ

そこからは怒涛の勢いで、会社を立て直すための行動が始まりました。

倒産することが現実になるほど、会社の状態は悪いってことです。悠長なことは言ってられないですよね。

 

今までのノウハウを元に新しいサービスを立ち上げました。

口には出さないけれど、これがダメだったら終わりだな・・・と思っていたメンバーは私だけじゃなかったはず。

 

そんなこんなで、ドキドキしながらのリリースでしたが、これが大当たりで。

会社設立以来初の黒字決算となりました。

 

その会社は決まったボーナスがなくて、インセンティブボーナスだったんですね。

でも赤字だったのでインセンティブが支給されたことなどなく。初めてのインセンティブだったのです。

 

そのインセンティブは、銀行振り込みではなく、現金で社長が一人ひとり手渡してくれました。

袋にはお金と一緒に社長からのメッセージも入っていたんです。

金額は決して多くなかったけれど、今までもらったボーナスの中で、一番嬉しかった。

 

このお金は使わないでおこうと思いました。

結局、リーマンショックで失業した時に、止むに止まれず使いましたが(笑)お札が入っていた袋と社長からのメッセージは今でも大切に取ってあります。

心からの言葉は相手に届く

もしも社長があの時、

 

リーダーとは、自分ひとりの力で頑張らねばならない!

リーダーとは、常に正しくなければいけない!

リーダーとは、弱音を吐いちゃいけない!

 

そう思っていたら、会社は倒産していたかもしれません。

倒産しなかったとしても、主要メンバーが退職していたかもしれません。

 

あの時「よし、やろう」と一致団結して底力を発揮できたのは、社長が弱い部分を素直にさらけ出してくれたから。

そして心から「助けて欲しい。一緒にやって欲しい」と言葉にしてくれたから。

 

リーダーは弱音を含めて、心からの言葉をメンバーに伝えましょう。

情けない姿を見せてもいいと私は思います。

あなたが、会社や仕事やメンバーに対して、真摯に対応しているなら、弱音を吐いても、情けない姿を見せても、「一緒に頑張ろう」と思ってくれるメンバーがいます。

 

一番寂しいのは、信用してもらえないこと。

だからメンバーを信じて、自分の本音を伝えていきましょう。それはちゃんと相手に伝わるはずですよ。

 

なおメンバーに伝える前に、自分自身をもっと見つめ直したいという方は、こちらの無料オンライン講座で自分自信と向き合ってみてください。ワークを進めるごとに新しい発見があるはずです。

 

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まだメンバーに弱音をいうのは難しい。でも、ひとりで抱えるのはしんどいという方は、ぜひ私に話してください。どうやってメンバーにあなたの本音を伝えたらいいのか、一緒に考えていきましょう。

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