
「シンデレラストーリー」なんて言葉があるぐらい、シンデレラに憧れる女性って多いですよね。
継母や継姉に虐められて、恵まれない環境にいたシンデレラが、舞踏会で王子様に見初められて幸せに。
ラッキーなイメージがあるのかな。
だから、自分もあんな風にいつか・・と思うのかもしれません。
その日が来るのを今か、今かと待ち望んでいる。
でもどんなに願っても祈っても、「いつかきっと」は叶いません。
シンデレラって、ただのラッキーを待つ女ではなく、行動力は人一倍ですよ。
それに気づかなければ、いつまで経っても『シンデレラ』にはなれないんじゃないかな。
シンデレラは、今の自分を不幸だとは思ってない
シンデレラは、継母や継姉に虐められますよね。
だからこそ、その後とのギャップで『シンデレラストーリー』と言われるわけですが。
私がシンデレラと言われて真っ先に思い浮かべるのは、ディズニーのシンデレラ。
彼女は屋根裏部屋にいながら、いつも森の動物たちと楽しそうに過ごしていましたよね。
客観的に見たら「不幸」に見えるのかもしれないけれど。
シンデレラ本人は、今の生活の中でも「幸せ」や「楽しさ」を見つける天才だったはず。
今の自分を否定していたら、「幸せ」はやってこないんじゃないかと思います。
だって、未来って「今」の連続が積み重なったものですからね。
シンデレラは、自分で「決める」女性
「シンデレラは、王子様に見初められて幸せになった」というイメージが強いと思うのですが、私はシンデレラは、自分で『決める』女性だと思うんです。
魔法使いに助けてもらったり、ガラスの靴を落として、王子様の印象に残ったりとラッキーはありました。
でも、ただラッキーを待っていたわけではないし、流されていたわけでもありません。
最後は必ず自分で「決めて」いたんです。
例えば舞踏会。
魔法使いのおばあさんが「舞踏会に行きたい?」と聞いた時に、行くと決めたのは、シンデレラ本人。
王子さまの使いの人たちが、ガラスの靴を持って街中の女性たちの元を訪れた時、シンデレラは数に入っていなかったんですよね。
継母も継姉たちも、「シンデレラは舞踏会になんて行っていないから」と。
でも、ガラスの靴を履くと自分で決めて、見事あの時の女性が自分だと証明したわけです。
もし、シンデレラが「私なんて」と言って、履く決心をしなければ、王子さまと結ばれることはなかったのです。
何でも他人の真似をしたり、
あの人が、やった方がいいと言っていたから
あの人が、やらない方がいいと言っていたから
そうやって自分で決めることなく、他人に依存しているうちは、シンデレラにはなれないってことです。
シンデレラは、応援される女性だった
どうして、魔法使いはシンデレラを舞踏会に行かせてくれたんでしょう?
それは、シンデレラが『応援したくなる』女性だったからだと思うのです。
もしも、シンデレラが自分の不幸を嘆くばかりで、そのイライラを森の動物たちに当たり散らしたり、自分のことばかりを考えるような女性だったりしたら、きっと、「応援したい」「助けてあげたい」なんて思われなかったはずです。
これは会社でも同じですよね。
『自分さえ良ければ』と言う人を助けたいとは思いません。
もしかすると、一時的には助けてくれる人、応援してくれる人が現れるかもしれないけれど、長続きはしないですよね。
応援したいと思ってもらうって、すごく大事なことですよ。
というわけで、シンデレラになりたいのであれば、
今、目の前にあることに全力で取り組む
自分で「決める」
応援したいと思われる
この3つは、最低限必要なんじゃないかしら。
あれ?この3つって、女性リーダーにとっても必要なものですね。
PS.
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