
「先入観を持たずに話を聞きなさい」
「先入観を持たずに人と接しなさい」
こんな風に言われた経験のある方、きっと多いと思います。
特に女性リーダーは先入観を持ってしまうと、メンバーの強みや良さを見つけることが難しくなります。
でも正直なところ難しいですよね。
先入観を持たないための第一歩は、自分が先入観を持っていることに「気づく」こと。
そして先入観を持っていることを「認める」こと。
自分が、どんな先入観を持っているかを知っていれば、立ち止まって考えることもできますよね。
うわさ話や他人からの情報を鵜呑みにしない
先入観は過去の経験から紐付けられるものだけでなく、誰かから聞いた話がきっかけなることも多いです。
他人から刷り込まれた話がいつの間にか、自分の中にムクムクと育って先入観になってしまう。
「今度の新人は◯◯らしい」
「あの人、前の部署では△△って言われてたんだって」
事実かどうかわからないのに、頭の中ですっかりそのイメージができあがってしまうこと、ありますよね。
一度作ったイメージを変えるのって、なかなか難しいのです。
自分が持ったイメージを肯定する事は「ほら、やっぱり」と思うのに、それとは違う出来事はスルーしてしまう。
そして無意識のうちに積み重ねられた「ほら、やっぱり」が最初の先入観通りに、相手を作り上げていく。
だからうわさ話や他人からの情報ではなくて、自分自身の五感を使って相手に向き合う。
これってすごく大事なことだと思います。
自分に対する先入観が、可能性を狭めてしまう
先入観って、他人に対してだけではなく自分に対しても持っているんですよね。
「どうせ私は◯◯だから」
「私なんかが△△したって変わらない」
ついこんなことを口に出していませんか?
過去の経験から「私はこうなんだ」と思っているのかもしれません。
でもほんとうにそうですか?
周りから見たら全然そんな風に見えないこと、たくさんありますよ。
やり方を変えたらうまくいくことだってありますよね。
その時にはうまくいかなかったけれど、時間が経ったことで、うまくいく可能性だってあります。
だけど自分が自分に先入観を持っていたら、可能性はどんどん狭くなります。
自分に対する先入観に気づくにはSelf-Awarenessを高めること
自分自身に対して持っている先入観は、とっても気付きづらい。
なぜなら無意識だから。
まずは「自分は自分に対して先入観を持っている」と知ること。
そして上司や同僚、メンバーなどあなた自身が信頼できるに「私ってどんな人?」と聞いてみてください。
周りの人に自分のことを聞くのは、ちょっと抵抗あるなーという方は、周りの人を観察してみるといいかもしれません。
「どうせ私は◯◯だから」
「私なんかが△△したって変わらない」
と言っているのを聞いたり見たりしたら、「自分にもそんなところはないかな?」と考えて見ると気づくことがありますよ。
他者に自分自身のことを聞いてみること
他者をみながら、自分自身を振り返ること
どちらもSelf-Awarenessを高めるために必要なことです。
あなたがあなた自身にどんな先入観を持っているのかを知るためにも、Self-Awarenessを高めていきましょう。
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