
突然ですが、手帳や手帳術は好きですか?
私は大好きです。毎年手帳のシーズンになると、各誌で特集されるのを楽しみにしているし、夏頃から「来年はどんな手帳にしようかな?」とワクワクするし。
kindleの中には、「手帳術」の本がいくつも入っています。
これだけ手帳や手帳術が好きなら、さぞかし使いこなしているのだろう?と思われるかもしれませんが、答えは「No!」
ほぼ日手帳、バレットジャーナル、バーチカルでのスケジュール管理…
色んな手帳と手帳術を試してみるも、どれもうまくいかず。
結局、手帳も途中で書かなくなったまま年末を迎え、よし来年こそは!の繰り返し。
私と同じような方、他にもいらっしゃるんじゃないかなぁ。
タスクそのものは、以前記事にも書いたようにゆるーく管理しているのですが、やっぱり手帳を使いこなしたい。
ということで、この本を読んでみました。
『7つの習慣に学ぶ手帳術 フランクリン・コヴィー・ジャパン監修』
フランクリン・コヴィー・ジャパンは「フランクリンプランナー」という手帳も販売してますしね。
手帳術という題名の本なので、もちろん具体的な手帳の使い方が書かれているのですが、それだけではありません。
7つの習慣に基づきながら、手帳を「人生のコンパス」として使いこなすための方法が書かれています。
時間管理は「進むべき人生の方向に時間を使う」ためのもの
多くの場合、時間管理や手帳術は「予定通りスケジュールを消化するためにはどうすればいいか?」という視点で書かれていますよね。
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- 空き時間がわかるようにしよう
- ToDo Listに書いたものをスケジュールに落とし込もう
- 1日でたくさんのタスクをこなそう
私はこれができなかったんです。
そもそも予定通りにいかないし、予定通りにいかないことにイライラしていたのです。
でもこの本では、時間管理は「自分が進むべき正しい人生の方向(人生の優先事項)に時間を使うこと」が目的。手帳はそのためのツールと書かれています。
だから「どれだけたくさんの予定を消化したか?」ではなく、「どれだけ大切なことに時間を使えたか?」が重要だということなのです。
そのためには自分が何が大切か?何が優先事項なのか?を知る必要がありますね。
習慣を変えるにはパラダイムを変えることから始める
私は「手帳をつける」という習慣を身に付けたい。
でも習慣って身につけよう!と思って身につくものじゃありません。
習慣を変えるにはまず、行動を変える必要があり、行動を変えるには思考を変える必要があります。
そして思考を変えるにはパラダイム(ものの見方や視点)を変える必要があるんですね。
そしてパラダイムを変えるには、人生のミッションを知ることが大事なんだそうです。
いきなり「人生のミッション」と言われても、困りますよね。
そんな時は、まず出来事を4つの分類に分けるところからスタート!
実際にやってみると、本当に大事な第2領域に時間を使えてないのがよくわかる。
私の場合、特にコロナ禍になってから第4領域も増えているんだよな。いかん、いかん。
ただ「予定をどこに入れるか」に注力するのではなく、自分が大切にしたいことは何か?そのためには何がいるのか?という視点を持つことが大事なんですね。
タイムマネジメントの本質はライフマネジメント
『7つの習慣に学ぶ手帳術』が一貫して伝えているのは、単に時間を管理するのではなくて、自分の人生を管理すること。
本の中にこんなことが書かれていました。
「自分が大切だと思っていることを、大切にできている」と実感できた時に満足感を得る
働いていると毎日忙しくて、あっという間に過ぎていきますよね。
自分が大切だと思っていることを大切にできているどころか、向こう側からやってくる出来事に対応しているだけで精一杯。
それではいつまで経っても自分が満足感を得ることもできないし、幸せだと感じることもできないのかもしれません。
次の6Stepを繰り返すことで、ライフマネジメントが出来ていくそうです。
このサイクルを短期(1週間ごと)と長期(私は年1回やろうと思ってる)で繰り返すことが大切だそうです。
何でも繰り返しやってみないとダメってことですね。
実際に7つの習慣に学ぶ手帳術を読んでやってみた
当たり前ですが、この手の本は読んだだけじゃダメで、実際にやってみることが大切。
ということで、早速来週のページを使ってやってみました!
色を塗ったりしてるのは、やり始めたら凝りたくなってしまったから(笑)
もちろん手帳に書いて終わりじゃなくて、実際に行動できたかどうかが大切なので、明日からどうなるかなー。
そして続けられるかなー
この記事では私が大切だなーと思ったポイントを私の言葉で書いているので、もしやってみたいなという方がいたら、ぜひ本を読んでみてくださいね。
もっと細かく手帳の使い方が書いてあります。
PS.
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