お正月が明けて2週間。早速忙しく働いている人も多いんじゃないかな?

 

忙しいときって、余裕がなくなりますよね。

『心が亡くなる』ってことだから・・なんて言葉あそびもありますが、言い得て妙だと思います。

 

でも、本当に「忙しい」から余裕がなくなるのでしょうか?

「忙しくてやってられない」と憤慨する人もいれば、「いやー忙しくてね」なんて口では言いながらも、実は嬉しそうな人もいます。

 

時間が足りないってことだけ見ると、どちらも同じはずなのに、どうしてこんなに自分自身へのダメージが違うんでしょう?

 

「忙しいから」ではなくて、他の理由が隠れていそうですね。

 

自分さえ我慢すれば・・・と思っていませんか?

 

以前、知人とこんな会話をしたのです。

友だち友だち

実は仕事がすごく忙しかったんだけど、よく考えたら「忙しい」ことより、我慢してたことの方が辛かった気がする

古賀ちぐさ古賀ちぐさ

分かる!我慢ってよくないって分かっても、気付いたらしてるんだよね

友だち友だち

「これやって」って頼まれると断れない!

古賀ちぐさ古賀ちぐさ

やりたくないとは言えないの?

友だち友だち

言えたらいいんだけど、周りを見ちゃうと「あー、これを求められてるんだな」って分かるじゃない?その期待に答えちゃう

古賀ちぐさ古賀ちぐさ

我慢した方が楽って思っちゃうんだよね

友だち友だち

そうなの。自分が我慢してうまく回るなら、そっちの方が面倒くさくないって。でも、それで自分が辛くなったら意味ないなぁって思ったよ。

古賀ちぐさ古賀ちぐさ

自分が好きでやるならいいけど、我慢って、どこかに「分かってよ!」って気持ちが入るからね。

友だち友だち

だから、我慢をやめようと思ってる。

古賀ちぐさ古賀ちぐさ

うん、それ正解!私も我慢しない(笑)

 

あー、分かる!という方も多いんじゃない?

実は、ただ「忙しい」だけなら、そんなにしんどくないんです。

もちろん身体は疲れるけれど、精神的なダメージは少ない。ところが、ここに「我慢しながら」がくっつくと、途端に状況が変わるんです。

 

私が頑張れば、周りが困らずにすむ。

私が空気を読めば、波風立たずに物事がスムーズに進む。

揉めたり、険悪な雰囲気になったりするのがイヤだから、私がちょっと我慢すれば、面倒くさいことにならずにすむ。

 

こんな風に思って、自分で自分を追い込んでいませんか?

マジメな長女気質の人に多いかもしれませんね。

 

これで、自分自身も精神的に安定するなら良いのです。

波風立たず、揉めもせず、ちょっと私が我慢するだけですむなら安いもの。ラッキー!と心から思えるなら、全然問題ありません。

 

でも、多くの場合は、そうではないんですね。

最初は「これぐらいなら」と思っていても、それが少しずつ積み重なっていき、気づいたらやることだらけで身動きが取れない。

 

その時に出て来る言葉は、「どうして私ばっかり」です。

 

「どうして私ばっかり、こんなに忙しいの?」

「どうして私ばっかり、こんなに頑張らないといけないの?」

「どうして私ばっかり損するの?」

 

最初は、自分が我慢した方が楽だと思っていたはずなのに、最後は「どうして私ばっかり!」と思って爆発するのです。

 

ある人は、突然職場でキレるかもしれないし、ある人は燃え尽き症候群のようになってしまうかもしれない。

どっちにしても、良いことは何もありません。

 

期待にこたえるためには、Noと言えるようになろう

 

仕事はできる人に集まる・・とはよく言われることですね。

それだけではなく、いつも感じよく対応してくれる人にも仕事は集まります。

 

仕事が偏らないように、平等に割り振りをしよう!

 

これは理想論だけれど、実際にはなかなか難しいこと。

仕事を割り振る人は、出来る人や、感じ良く対応してくれる人にお願いしたいしね。

 

頼まれる側も、期待されたら嬉しいし、期待に応えたいと思うのは自然なこと。

だからこそ、期待に応えられる人であり続けるためにも、「No」と言えるようになって欲しいのです。

 

さっきも書いたとおり、忙しくて辛くなるのは、単に時間的な忙しさではなくて、「私ばかりが我慢している」という、ある種の被害者意識。

 

だから、「出来ることと出来ないこと」「あなた自身でやることと手伝って欲しいこと」をちゃんと分けることが大事です。

 

空気を読んで欲しい、察して欲しいという気持ちは、さっさと捨てよう

 

「出来ることと出来ないこと」「あなた自身でやることと手伝って欲しいこと」を分けたら、相手にきちんと伝えてください。

 

相手に伝えないから、イライラしてしまうんですよね。

 

何で空気を読んでくれないの?何で、察してくれないの?

私が大変なのは見ていて分かるでしょ?どうして、上司も周りも助けてくれないの?

ほんと、みんな使えない!!!!!

 

空気が読める人、周りが何を期待しているか感じ取れる人は、他の人も同じようにできると勘違いしてしまうことが多いけれど、出来ない人の方が多いです。

 

もし、相手が何かを察してくれようとしても、あなたが期待した内容と違っていたら、

 

あの人ってトンチンカン!私のやって欲しいことはそこじゃない!!

 

って、余計にイライラしますよね(笑)

わざわざ自分でイライラの種を作るような自分いじめはやめましょう。

 

「今日はこれ以上は無理そうだから、明日でもいいですか?」

「私よりも◯◯さんが得意だから、◯◯さんにお願いしたい」

「ここまで手伝ってくれたら、その後は私が対応します」

 

伝えることで相手も動きやすくなります。

 

「仕事だから断ったらダメなんじゃないか。もし、断ったら使えないと思われるんじゃないか」というお悩みを聞くこともありますが、そんなことはありません。

 

無理して引き受けて、突然爆発されたり、燃え尽き症候群のようになられたりするより、ハッキリ言ってくれた方がずっと良いです。

 

私さえ我慢すれば・・の思考は、本当になにひとつ良いことがありません。

今まで「これ、お願い」って言われて断れなかった人が、突然、ポンポンと断ることが出来る人にはなれないです。

逆に断ることの方がストレスになってしまう。

 

だから、3つ頼まれたら3つともYesと応えていたなら、そのうちの1つだけNoと言ってみてください。

もし、いきなりNoと言うのが難しいなら、「午後でもいいですか?」「明日でもいいですか?」「途中まで◯◯さんに手伝ってもらってもいいですか?」とひとつだけ交渉してみるところから始めると良いですね。

 

私の友人が話していたように、「『忙しい』ことより、我慢してたことの方が辛かった気がする」とならないようにしていきましょう。