
詳細は書けないのですが、久しぶりに仕事で大失敗しました。
どれぐらいの大失敗か?
そのまま放置していたら、クライアントに直接的な迷惑をかけるレベルの大失敗です。
今朝、仲間にその報告を受けて、ドーンと落ち込みました。
小さなミスはあれど、ここまで大きなミスは本当に久しぶり。
情報をシェアしてくれた仲間には、「ありがとう。そして気付かずに申し訳なかった」と伝え、仲間からも「想定外の出来事だったから、たまたま発見できてよかった。」と気にしなくていいよとの言葉もあったのですが…
できない人だと思われたらどうしよう…という囚われ
頭の中によぎったのは、「できない人だと思われたらどうしよう」でした。
そして、この言葉が頭をよぎったことにガックリ(笑)
あぁ、まだこの思考に囚われてるんだなー、私…と。
今回のミスの原因は、私の報告の甘さでした。
ここからの気付きについては、女性リーダーの皆さまにも仕事を進める上でのヒントになるかなと思うので、また次回書きますね。
話を元に戻して…
私の「できない人だと思われたらどうしよう」という囚われは、実は新卒の頃からずーっと抱えているものです。
子どもの頃からピアノでも勉強でも、「できて当たり前」「できなかったら怒られる」という環境にいたので、「失敗する、ミスする=怒られる」という思い込みが出来上がっているんですね。
失望されること、ガッカリされることへの恐怖
そして私にとって「できなかったら怒られる」というのは、失望される、ガッカリされると同義語でもあります。
誰かの役に立ちたい
役に立つ人だと思われたい
行動の動機が「人の役に立つ」ことである私にとって(エニアグラムタイプ2の特徴です)、失望されたりガッカリされたりして、役に立たない人だと思われることは、何よりも避けたいこと。
怖いのと同時にミスして恥ずかしいという思いがあるのです。
少し前に記事にした「大門未知子のように「私、失敗しないんです」という女性リーダーはいない」に書いたように、全く失敗しないなんてことはありません。
でも新卒で社会に出てからずっと、ミスしないように、ガッカリされて「役に立たない」と思われないように、「○○をやって欲しい」と言われた時には、相手の期待以上の成果を出せるように努力してきました。
客観視することで、負のループに入る事は防げる
なぜ、そのミスが起こって、今後どうすればいいか
ミスを認めて反省し、再発防止さえできれば、ガッカリされることも「できない人」だとレッテルを貼られることもないことは、20年以上の社会人生活で、身にしみてわかっています。
私自身、自分のチームのメンバーが同じミスを何度も繰り返さない限りは、「役に立たない」とも「できない人」とも思いません。
歳を重ねるごとに、どうやったらミスを回避できるかがわかるようになり、事前対策をすることで大きなミスをすることもなくなりました。
だからもう、ミスをしても「できない人だと思われたらどうしよう」と言う思考に囚われることはないだろうと思っていたのですが…
甘かったですね。
まんまとやられました(笑)
「できない人だと思われたに違いない」と思考がマイナスに進んでいくと、怖くて何もできなくなることもわかっているので、ブログで公開することにしました。
自分を客観視することで、変なループに入っていかないのです
思考のクセに囚われないためには…
思考のクセって怖いですね。
克服したつもりでも、ちょっとしたことでヒョコッと顔を出す。
でも「思考のクセ」を持っていることが悪いわけではありません。
思考のクセは、あなたの持つ強みや魅力につながっている事もあります。
自分が持つ思考のクセを知ること。
どんな時に思考のクセが出やすいのか発見すること。
思考のクセがあなたの恐れに繋がるのなら、回避する方法を知ること。
思考のクセに振り回されないためには、この3つが必要です。
そして自分だけで考えていては、なかなか自分の思考のクセに気付くことはできません。
なぜなら、思考のクセはあなたにとっての「当たり前」だから。
私が自分の思考のクセに気付いたのは、エニアグラムを学んだのと同時に、私に対して「どうしてそう言う考え方をするの?」とフィードバックをくれる人がいたから。
あなたの思考のクセは何でしょう?
どんな時に思考のクセが出やすいですか?
まずは自分の思考のクセを知ることから初めてくださいね。
PS.
いつも同じ思いに囚われてうまくいかない。
私の思考のクセは何だろう…という方は、ご相談ください。第三者の方が思考のクセは見つけやすいです。
PPS.
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