「私はリーダーなんだから、正解を知らなければいけない」とずっと思っていた

こんばんは。古賀ちぐさです。

 

組織開発や人材開発の分野の第一人者である立教大学の中原先生が、ブログでこんなことを書いていました。

世の中には、絶対に「正解」はある
   
 そして
  
 わたしは、リーダー・管理職なのだから「正解」を知っている唯一の存在である
   
 そのうえで
  
 わたしは、リーダーシップを発揮し、マネジメントを行うのであるからして、その「正解」を使ってジャッジしなければならない
  
 ・
 ・
 ・
   
 これがいわゆるひとつの「正解を知ってるもん病」です。

あなたは「正解を知ってるもん病」にうっかり罹患していませんか?:答えなき世界をサバイブするための「状況的謙虚さ」とは何か?ーより

私も「正解を知ってるもん病」に罹患した記憶があり、ちょっとばかり胸が痛いなぁと思いながら、拝読しました。

 

いや過去形じゃなくて、今も油断すると「正解を知ってるもん病」に罹患してしまいます。

昔ほど重症になることはなく、かかっても軽症ですむのですが…

 

先生は「正解を知ってるもん病」には『病に罹患していることを知らず、自分の「正解」を振りかざすタイプ』と『病に罹患していることはひそかに知っているけれども、自ら解除することはできず、ひそかに「囚われ」続けているタイプ』があると書いています。

リーダー・管理職だから「正解」を知っていなければならないという思い込み

私自身は2つ目のタイプかなぁと思うのですが、先生の書かれていることと違うのは、

 

「わたしは、リーダー・管理職なのだから「正解」を知っている唯一の存在である」ではなく、

「わたしは、リーダー・管理職なのだから「正解」を知っていなければならない・・・・・・・・・・・・ と思っていたこと。

 

リーダーなんだから、「知らない」と言ってはいけない。

リーダーが「知らない、分からない」というのは、メンバーが混乱するし、メンバーからの信用を失うことでもある。

そして「こんな人がリーダー」だと思われることが恥ずかしいし、格好悪い。

 

と思っていたんですよね。

 

女性リーダーの方と話をしたり、セッションをしたりしていると、「リーダー・管理職なのだから「正解」を知っていなければならない・・・・・・・・・・・・ 」と思っている人は、とても多いなと感じます。

 

リーダーや管理職になりたがらない女性が多いと言われる理由の一つは、この「正解を知っていなければならない」という囚われなんじゃないかな。

正解を知っていなければならないけれど、私は正解を知らない、あるいは自信がないから女性リーダーや管理職は無理…と思っているような気がするのです。

どれが正解か分からない時代、唯一無二の正解なんてない!

確かに少し前までは、唯一無二の正解があったかもしれません。

リーダーとはこう振る舞えば正しい、これさえやっておけば大丈夫!という解があったから、自信を持って振る舞えたし、それができなければリーダーになれなかったかもしれません。

 

だけど今は、これまでになかったことが次々と起き、何が正解か分からない時代です。

例えば新型コロナウィルスによる、働き方の変化もそうですよね。

誰も正解が分からないけれど、とにかく状況に応じてベストとは言えないかもしれないけれど、よりベターな方法はなんだろう?と試行錯誤しながら進めてきたと思います。

これは会社という単位だけでなく、個人としても同じだったのではないでしょうか。

 

社内に中途採用の人が増え、正社員だけじゃなくて契約社員や派遣社員、業務委託など色んな立場の人が働き、結婚・出産後も働く女性もいて、外国籍の方が社内にいる…なんてことも少なくありません。

立場が違えば正解も違います。

働き方のバリエーションが増えているのだから、「唯一無二」の正解なんてないのです。

「リーダーは正解を知っていなければならない」はメンバーにとっても悪影響

「リーダーは正解を知っていなければならない」と思い込むのって、女性リーダー自身にとっても悪影響だけれど、メンバーにとっても悪影響です。

 

だって「リーダーが正解を知っている人」なのであれば、自分たちが考える必要はなくなりますよね?

あるいは考えたとしても、リーダーの正解を当てにいくようになり、その人「らしさ」が出にくくなります。アイディアだって広がらない。

 

リーダーは「正解」を知っていなければならない・・・・・・・・・・・・ 人ではありません。

過去の経験から正解や正解に近いことを知っていることもあるけれど、知らないことは知らないし、それでいいと思ってます。

 

自分は正解を知らないし、それでいいと思えることがとても大切なことだし、全てはそこから始まるのではないかなと思うのです。

 

正解を知らないからこそ、メンバーと一緒に考えるし、

正解を知らないからこそ、メンバーの意見を大切にもできる。

そしてリーダーと一緒にメンバーが考えるからこそ、チームの力は掛け算されるし、メンバーも成長をしていく。

まとめ

もし今、「正解を知ってるもん病」に罹患しているのなら、重症化する前に早く病を治癒しましょう。

「正解を知ってるもん病」は百害あって一理なし。

 

女性リーダー自身から謙虚さを奪うと同時に、女性リーダーの魅力や強みも奪っていきます。それに女性リーダーだけでなく、メンバーの成長の機会も奪います。

 

でも一人ではなかなか治癒するのが難しいという方は、いつでもご相談にいらしてください。

一緒に「正解を知ってるもん病」に立ち向かいましょう!

 

PS.

メルマガにご登録いただいた方に、ご登録特典として「あなたのチームのメンバーはどのタイプ?」をPDFでプレゼント。メンバーのタイプにあった働きかけをすると、よりメンバーからの反応がよくなったり、やる気スイッチが押されてメンバーが力を発揮できるようになります。

ぜひメルマガにご登録いただき、PDFを受け取ってくださいね。

\今すぐメルマガに登録してPDFを受け取る/