
こんばんは。古賀ちぐさです。
「リーダーとは希望を配る人のこと」とは、ナポレオンの言葉です。
この言葉を聞いた時、「こんなリーダーのもとで働きたい」と思ったし、私自身が目指すリーダー像とも合致しているなと、すごく嬉しく思いました。
リーダーが「希望を配る人」であるなら、リーダーシップは「希望を配るための武器」
これまでもリーダーやリーダーシップを自分なりの言葉で伝えてきたつもりですが、まさに「そう、これ!!!」というぐらいしっくりきたのです。
希望を配るどころか、諦めや不満を配っていた
メンバーは思っている以上にリーダーを見ています。
今、管理職になりたいと思う若手が少ないのは、リーダーが希望を配れていないからかもしれません。
確かにリーダーってしんどいですよね。
上からは「もっと◯◯しろ!」と言われるし、メンバーからは突き上げられることもあるし。
なんで自分ばっかり…と思うってしまう気持ちわかります。
私もチームリーダーになった途端、今までと同じじゃいけないと焦るばかりで、何を伝えいいかわからなくなってしまった事があって。
私が言ったことに対して、メンバーは「はい」とはいうものの、顔を見れば「不満です」って書いてあるんですよね。
そんな顔を見た後にメンバー同士でコソコソ話しているのを見ると、ついつい私のことを言ってるんだと被害妄想にかられて、「私だってなりたくてリーダーになったわけじゃないのに。そんなに不満なら代わりにやってくれたらいいのに!!!!」と思ってました。
上司に対しても「いや、私がリーダーになりたいって言った訳じゃないですよね?なんで、こんなに責められないといけないんですか?」と不満たらたら。
きっと内心の不満は表情や態度に出ていたはず。
今振り返ると、めちゃくちゃ恥ずかしいですが、当時は本当にそう思ってたなぁ。
希望を配るどころか、諦めや不満を配っていたかもしれません。
でも当時は必死だったし、何より大切なことを知らなかったから。
どんな希望をどんな風に配りたいのか?
大切なことを知らなかった。
私は何を知らなかったかと言えば、「自分はどんな希望をどんな風に配りたいのか」ということ。
ひとことで「希望」と言っても色々ありますよね。
仕事のやりがいを配ることかもしれない
あるいは、信頼できる仲間と一緒に働くことの楽しさかもしれない
はたまた、「こんなリーダーを目指したい」という目標かもしれない
この言葉を言ったナポレオンとは違う「希望」かもしれないけれど、私はそれでいいと思っています。
そしてどんな配り方をするかも自由!
だって自分が持っている魅力や強み以外で、配ろうとしたってうまくいかないですから。
きっと「希望を配ること」が義務感でいっぱいになり、昔の私のように「やりたくて、やってる訳じゃないのに…」となりそう。
希望を配っているはずが、諦めや不満を配ることになりかねません。
すごくもったいないし、リーダーにとってもメンバーにとっても、全然いいことない!
自分はどんな希望を配るリーダーになろう。
それをどんな風に配ろう
そう思ったらリーダーシップを磨くって、とても大切なことだと思うのです。
リーダーシップは、日々少しずつ磨いていくもの
より相手に伝わるように、より自分の思いが届くように。
そして何より配るものが、メンバーにとっての「希望」となるように。
昨日よりも今日、今日よりも明日って、少しずつ磨いていくことが必要なんじゃないかなー。
なんて思っているところで、日経の有料記事を読んで今度はガッカリ。
女性役員がこれから自己研鑽したいテーマで、リーダーシップと答えた人は3%だったそうです。
それに対して筆者は「多くのカリスマ指導者とは一線を画す経営者を思い描いている」と解説していたけれど、いやいや「リーダーシップ=カリスマ指導者」ではないでしょ!と。
カリスマ性って、希望を配る一つの武器だと思うけれど、カリスマ性がなければ希望を配れないわけじゃない。
リーダーは希望を配る人である
リーダーシップは希望を配るための武器
と捉える事がしっくりくる私にとっては、リーダーシップを自己研鑽のテーマにしていないって、残念だなと思ってしまったのです。
リーダーシップ=カリスマ指導者と捉えているなら、そんな狭い範囲で捉えているの?と残念だし、自分のリーダーシップをこれ以上研鑽する必要がない、と捉えているなら、そんなに浅いものじゃないんじゃない?と残念だし。
回答した女性役員がどんな定義でリーダーシップを捉えていたかわからないので、私の勝手な印象ではあるのだけれど。
でもね、リーダーシップって常に磨き続ける必要があるテーマだと思うのです。
リーダーが「希望を配る人」であるなら、どんな希望を配りたいですか?
リーダーシップが「希望を配るための武器」なら、どんなリーダーシップを発揮したいですか?
自分が持つ魅力や強みでリーダーシップを発揮できたら、メンバーに配る希望は、とっても輝いているはず。
何より、その希望は、リーダーである自分自身を輝かせるものになると思います。
PS.
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