
キラキラ起業女子(SNS起業女子)が一番流行ったのは、もう2年前?3年前?
あの頃の勢いはなくなったとはいえ、まだまだ健在のご様子。
私自身はもう、あの界隈からジャブジャブと足を洗ってしまったので、ほとんど追っかけもしていなかった(たまにTwitterで流れてくるのを見ていたぐらい)のですが、こんな記事を見つけました。
50万円で目が覚めてよかったと思う。現在進行形の人たち、たくさんいると思うし。
この件は、また別途ブログ書こう。SNS自己啓発セミナーにハマって地獄を見る女性が後を絶たない理由 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/8Si6pwiCju
— 古賀ちぐさ@バリキャリ女性のWork&Lifeプロデューサー (@LibertyWoman2) August 14, 2019
おそらく大多数の人にとっては、「こんなのにハマるなんてバカだな」と感じるでしょう。
でも片足を踏み入れたことのある私から見ると、とても他人事とは思えない。
そして「私はこんなものにハマらない」と思っている人ほど、何かの拍子に踏み込んでしまうことがあるんですよね。
キラキラ起業女子にハマるのは「何かが足りない」という思い
キラキラ起業女子にハマるのって、
派遣OLだった私が・・・とか
普通の主婦だった私が・・とか
いかにもハマりそうな人ばかりじゃないんですよね。
1年前の記事にも書きましたが、企業の管理職だったり医師や弁護士などの士業だったり、いわゆる「バリキャリ」と呼ばれる人たちも多いのです。
私自身、バリキャリと言われるカテゴリーだったしね(笑)
論理的に考えると「いかにも」なキラキラ起業女子にハマりそうもないですよね。
だけどハマってしまう。
そしてバリキャリがハマると、使えるお金がそこそこあったりするから、余計に始末が悪いんです。
相手も「お金を取れる!」と思えば、あの手この手でチヤホヤして、ずっと自分の側から離さない。
結果気づいた時には、片足どころか両足ズッポリなんてことも・・・
バリキャリの人って何でも持っているような気がするでしょ?
例えば学歴。
例えば上司からの称賛や評価
例えば仕事の能力
例えばお金
それなのにどうして?って思いますよね。
足りないんです。何が足りない?って「何か」が。
そう「何かが」足りない。
その足りない「何か」をキラキラ起業女子の世界は補ってくれるんじゃないか?と思ってしまうのです。
誰にも弱みは見せられない・・からこそ泥沼に
バリキャリって外から見てると恵まれているように見えるし、悩みなんてないようにも見えますよね。
ううん、悩んでいても自分で何でも解決できるように思われるのね。
そしてそれをバリキャリ自身もわかっています。
私が弱音を吐いてはいけない
誰にも相談してはいけない
そんな風に思っているのね。
弱音を吐いたら負けだと思っているのもあるけれど、自分が弱音を吐いて、周りに迷惑をかけるのがイヤなのです。
もし身近な人に自分の思いを素直に話せることができたら、「そんなに肩肘張らなくてもいいよ」と言ってくれる人がいたら、きっとキラキラ起業女子にハマることはないのでは?と思います。
自分でもわからない「何か」を探し求めたって、見つかるわけがないんです。
だって「何か」が「何なのか」がわからないのだから。
だけどキラキラ起業女子の世界は、その「何か」が見つかるような錯覚を覚えさせてくれます。
そのままでいいよ
頑張らなくていいよ
ワクワクしていたら欲しいものが手に入るよ
うまくいかないのは自分が「やりたくないこと」をやっているからだよ
誰も言ってくれなかったこと、自分自身が「もう頑張れないかも・・」「どうしてこんなに頑張らなきゃいけないんだろう」と心の奥底で思っていたことを言葉にしてくれる。
そして「もういいよ」と言ってくれる。
バリキャリにとっては砂漠で見つけたオアシスのように、忘れられないんですよね。
私も会社を退職して何の肩書もなくなって、「私って、なんだったんだろう」って自分の無価値感に心底落ち込んでたんですよね。
そんな時にキラキラ起業女子の世界が見せてくれた
そのままでいいよ
という言葉に正直救われました。
そして泣きじゃくったことを覚えています。
そこから、どんどんのめり込んでいくのに時間はかからなかったですね。
私の場合、OL時代から「宵越しの銭は持たない」精神だったので(笑)、程なく資金がショートして全身どっぷりにはならなかったけれど、お金があったら・・・・わかりません。
身近に何でも言える人を持つこと
最初にご紹介した記事で紹介されている女性は、元々は「仕事をやめるかどうか」といった悩みだったんですよね。
それが気づけば、キラキラ起業女子の目に留まること、彼女の思考法を学ぶことが目的になってしまった。
それはどうして?といえば、やっぱり身近に何でも言える人がいなかったからだと思うのです。
軽い話をできる人はいる
だけど軽い話しかできる人がいない
コミュニケーションが希薄になったとも言われますしね。
自分の内面を話すのは「重い」って言われる。
わかります。私も基本的に自分で何でも決めるし、人に相談することは稀です。
でもね、何でも自分ひとりで・・って無理ですよ。そんなに強くはありません。
バリキャリで「強い」と思われている女性ほど、実は鎧を何枚も重ねているだけで、すごく繊細な人が多い。
だからこそ自分が鎧を脱げるところを作ってください。
私は最近やっと、なんでも話せる人ができました。
彼女であれば私が何を言っても受け止めてくれるし、笑い飛ばしてくれるし、時にはキビシイことも言ってくれると信頼しています。
なかなか会えない距離にいるのでね、できれば身近にもうひとり何でも話せる人を見つけたい。
そうはいっても、やっぱり身近な人には言いづらい
そう思うのであれば、プロに依頼するのもひとつの手。
ただし、やたらとお金を払うことを推奨する人はやめましょう。
お金はさ、使ったらなくなるのよ。当たり前だけど(笑)
「これぐらいの金額を出さなきゃ、それ以上豊かになれない」っていうけど、それで豊かになるのは、あなたじゃなくてキラキラ起業女子の方だからね。
それだけはお忘れなきよう。
なんでキラキラ起業女子にはまっちゃうんだろう?
なんでキラキラ起業女子に惹かれるんだろう。
キラキラ起業女子の代名詞「アフタヌーンティー」を食べながら、キラキラ起業女子にハマってしまう「本当の気持ち」を紐とくお茶会を開催します。
ぜひ自分のホンネを探りにいらしてくださいね。
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