「でもでもだって」ちゃんよりタチの悪い「いやいやだから」さん

「でもでもだって」ちゃんって聞いたことありますか?

 

10年ぐらい前から使っていた言葉なのですが、どんなアドバイスをしても、何を言っても「でも」「だって」と言い訳する人のことです。

 

会社にいると「でもでもだって」ちゃんに悩まされることが多いのかな?

2年以上前に書いた記事ですが、今でも検索でよく読まれているようです。

 

「でもでもだって」ちゃんは、後輩や部下といった、誰から教えてもらう、フィードバックされることが多い方がなりやすいので、悩まされるのは、先輩や上司といった立場の人たちだと思うのです。

 

私も「でもでもだって」ちゃんには数多く出会ってきたので、「あー、もう!だったら勝手にすれば」と言いたくなる気持ちは、とってもとってもわかります。

でも最近は、「でもでもだって」ちゃんよりタチの悪い人がいる気がしてなりません。

 

それがタイトルにも書いた「いやいやだから」さんです。

ちなみに「いやいやだから」さんというのは、私がこの記事を書くために考えた造語です。

「いやいやだから」さんは、先輩や上司がなりやすい

「いやいやだから」さんって、どういう人のことを言うか想像できますか?

私が今、考えた造語なので、「なんだそりゃ!?」と言う人の方が、きっと多いですよね。

 

「いやいやだから」さんと言うのは、決して子どものイヤイヤ期の子どものように、なんでも「いーーーやーーー」と言う人のことではありません。

ん??もしかしたら、ちょっと近いのか???

 

誰かの発言、提案、意見に対して「いや、それは・・・(違う)」「だから・・・(そうじゃない)」と否定する人のことです。

 

こういう発言をする人、身近にいないですか?相手の意見を受け止めている「風」な聴き方をしていても、よくよく聞いていると、「いや、違う」「だから、そうじゃない」のような否定ばかりをしている人もいますよね。

 

実際私が、「いやいやだから」さんを思いついたのも、誰の話を聞いても否定から入る人を間近で見たから。

 

「あー、この人は否定からしか入らないんだな」

「あー、この人には何を言っても無駄なんだな」

 

と思ってしまったのです。

 

でね、この「いやいやだから」さん、「でもでもだって」ちゃんとは逆で、先輩や上司のような指示する側、育てる側の人がなりやすいのです。

「いやいやだから」さんは、人のやる気を奪っていく

「でもでもだって」ちゃんが、自分自身の成長機会を奪ってしまう可能性が高いのに対して、「いやいやだから」さんは、他人のやる気や成長機会を奪っていきます。

 

「でもでもだって」ちゃんの影響範囲は自分自身です。(聞かされる方は、うんざりはするけれどね)

「いやいやだから」さんの影響範囲は他人です。

自分自身で機会を奪うのは自業自得だと思いますが、他人の機会を奪うのは「タチが悪い」と思いませんか?

私はめちゃくちゃタチが悪いし、迷惑だと思います。

 

言いたくなる気持ちはわかるんですよ。

先輩や上司の立場から見ると、後輩や部下の言っていることが甘く思えたり、考えが足りていないように見えたり、それは違うだろ?と感じたり。

 

おいおい、そんなんじゃ先が思いやられるよ・・・という気持ちになること、ありますよね。

私自身も「いやいやだから」さんだった自覚はあります。

 

だけど「いやいやだから」さんをやっていたら、後輩や部下は成長しません。

だって何を言っても

 

「いや・・・」

「だからそれは・・・」

 

と否定から入られたら、どんどん意見を言うのが嫌になりますよね。

 

それに「でもでもだって」ちゃんが自信なさげなのに対して、「いやいやだから」さんは自分に自信がありすぎる人が多い。

だから口調がつい強くなってしまったり、声が大きくなってしまったり。

後輩や部下は余計に萎縮するはずです。

 

「最近の20代は受け身が多い」

「自分から動かない。言われたことしかやらない」

 

とはよく聞く話ですが、その原因のひとつは「いやいやだから」さんにあるかもしれませんよ。

後輩や部下のやる気を奪っておいて、「受け身が多い」だの「自分から動かない」だのと文句を言うのは、ちょっと酷いんじゃないかな?と思います。

否定するのではなく、言葉の背景を理解する

自分が言ったことに対して、いきなり否定から入られたら、誰だって気持ちの良いものではありません。

それが先輩や上司のように、立場が上の人から言われたらなおさらです。

 

先輩や上司に意見を言う、提案するというのは、先輩や上司が思っている以上に身構えたり、億劫に感じたりする人が多いものです。

だからまずは「意見を言ってくれてありがとう」「提案してくれてありがとう」の気持ちは持って欲しいなと思います。

 

そして先輩や上司の立場から見て、否定したくなる内容であったとしても、言葉の背景をしっかり聞いて欲しいのです。

 

「どうしてそう考えたの?」

「これまで、そういう経験があったの?」

「きっかけはなんだったの?」

 

こうやって背景に目を向けることで、後輩や部下の言葉にしていない思いに気づくこともできます。

それに最終的に「違うな」と思うことであっても、どこでその考えに至ったのか、どこを指摘すればいいのかがより分かるようになります。

 

何より後輩や部下は、先輩や上司が自分の話をいきなり否定せずに、真剣に聞いてくれたということが嬉しく感じるはずです。

間違っていること、正しくないことは指摘してもいい

「いやいやだから」さんは、相手のやる気を奪う

否定せずに言葉の背景を聞くことが大切

 

という話をすると、「えっ、間違っていても指摘しちゃいけないの?」「それは違う」と言っちゃいけないの?と思う人もいるかもしれません。

 

でもそういうことではないのです。

仕事の場に相応しくないこと、会社のルールを守らないこと、顧客に迷惑をかけることなど、指摘しなければいけない場面ってたくさんありますよね。

そういう場面では、指摘をしなければいけないと思います。

 

ダメなものを放っておいたら、それこそ後輩や部下の成長機会を奪いますし、周りにもマイナスの影響を与えます。

 

「指摘してはいけない」のではなくて、なんでも「いやいやだから」と否定しないということです。

 

後輩や部下がいる方、胸に手を当てて、よーくよーく考えてみてください。

「いやいやだから」さんになっていませんか?

もし心当たりがあったら、まずは「いやいやだから」をグッと堪えるところからはじめませんか?

もしも毎日10回の「いやいやだから」を言っていたとしたら、それを1回でも2回でも減らしてみてくださいね。


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