金融総合会社入社し、2年目にして社長賞を受賞するなど、営業としてパワフルに仕事をしていたMさんが、「もっと揉まれたい」と思って入社した化粧品会社。

 

前職とは仕事の進め方も人間関係も全く違い、理想と現実とのギャップに戸惑うMさん。

でも、“こまめにコミュニケーションを取る”ことで、次第に相手が心を開いてくれ、仕事がやりやすくなってきたところで、Mさんの仕事が営業から企画へ変わることに。

 

それが原因で、またメンバーとギクシャクすることになったそうです。

メンバーとのギクシャクに対してMさんが、どんな行動をしたのか、なぜ、その行動を選択したのかを聞いてみました。

 

前篇はこちらからどうぞ

【第1回】私にとってキャリアとは自分の足跡のこと(前編)

 

せっかくコミュニケーションが取れるようになったのに、仕事が変わったことで大きな溝が出来てしまった

─あら、ギクシャクの原因は何だったんですか?

営業は、「皆で頑張ろう」という雰囲気のチームだったんですけど、営業から企画になったことで、前のメンバーに「なんで新人なのに?」という思いが出てきてしまったんです。

しかも私も必死だったので、営業時代よりコミュニケーションを取ったり相談することが減ってしまって・・自分ひとりで仕事をこなすのが精一杯だったんですね。

 

でもそれを「企画にいった途端に・・」という思いを持たれてしまって。実は、その溝は2年ぐらい残ってしまいました。

 

─なるほど。会社の中で企画というのは、特別な存在なんですか?

私自身は、そういう風には思っていないけれど、そう捉えている人もいますね。

企画は優遇されていると思われていたり、営業の私たちが売っているのに、どうして立ててくれないの?という思いがあったり・・

 

─溝が埋まるようになってきたのは何がきっかけだったのですか?

実は、今の会社を10ヶ月ぐらい離れていたんです。復職する時に、企画の仕事よりも、まずは企画と営業の溝を埋めることが仕事だと上司から言われたんです。

自分自身も、会社をもっと良くするためには営業と企画の溝を埋める必要があると思っていましたし。

 

でも、最初はずいぶんと空回りをしていました(笑)

ちょうど、空回りをしている時にキャリアコンサルの継続セッションを受け始め、自分のコミュニケーションの取り方を客観視できるようになりましたね。

そのぐらいから、入社した頃のように相談したり、お昼に一緒に行くようになりました。

 

しかも、全員にまんべんなく声をかけるのではなく、ある程度、溝が深い人にだけ意識して声をかけるようにしたんです。

近づく努力をしたけど、最初はすごく怖かったな。

 

1日8時間、10時間いる場所だから、毎日嫌な思いはしたくない

─自分を嫌っている人に近づくって怖いですよね。実際、近づけましたか?

少しずつ近づけた感じがしました。溝が深すぎる時は社内でも最低限の会話しかなかったんですね。

例えば、「この仕事お願いします」「はい」みたいな。

 

でも、皆がいるところでも相談に乗ってくれたり、逆に「どう思う?」と相談されたりと、少しずつ会話が増えてきたんです。

 

─人間関係の溝を小さくしていくのも、Mさんにとってチャレンジでしたか?

もう、めちゃくちゃチャレンジでした。

いや、過去形じゃなくて現在進行系だし、しなくて良いなら怖いからしたくありませんでした。楽しかったとも思わないですし。良かったかどうかもわからないけれど、必要だったと思っています。

 

─どんなことが一番怖かったですか?

自分とは違う意見を言われるのが怖かったんです。本当はそんなことはないのに、自分が全否定されているように感じてしまって。

 

でも、話したら人って分かり合えるということを社会人10年目になって知りました。

ガラリと変えようとするより、少しずつ変えることが大事だということを実感しています。

 

─そんなに怖さを感じながらチャレンジできたのはどうしてですか?

「怖いからやらない」という選択肢を選んだ先を考えた時、仕事は楽しくないし、この会社にいたくないから辞めようと思ってしまうだろうなって思ったんです。

でも、マイナスのイメージを人のせいにしたままにするのはイヤでした。

 

1日8時間、10時間いる場所だから、疲れるけれど毎日嫌な思いをしたくないし、悲壮感を漂わせたくないし、周りにもそういう思いはさせたくない。

だったら、今、自分ができることをやった方がいいな、と考えたんです。

 

プライベートでも、キーワードは「チャレンジ」

─話は大きく変わりますが、休みの日は何をしているんですか?

外にいる時と家にいる時と半々ぐらいです。

ここ12ヶ月ぐらい、週に1回は主人と一緒にジムに行って身体を動かしています。トレーニングのあとは、一緒にご飯を食べながら、その週にあったことを話す事が多いですね。

 

旅行に行ったり、音楽が好きなので、ライブやフェスに行ったりもしています。友だちと行動することもあれば、一人の時もありますね。

 

─休みのとき、仕事のことは完全に忘れます?

OFFのつもりだけれど、人の多いところやライブ会場に行くと、周りを観察して、次にどうしようかな?という情報収集をしていますね。

無理しているわけではなく、自然と自分の頭の中で考えているので、職業病かもしれません(笑)

 

れからやってみたいことはありますか?

仕事においては、ここ12年と考えると、これから新しい人が入ってくるんですね。初めて新卒の後輩を持つことも決まっています。

単純に作業を教えるだけでなく、その子が何をやりたいかを考えながら、その子がステップアップしていく道をつくっていきたいなと思っています。

 

今の会社で・・と考えると、今まで思っているだけで満足していたことを上司に提案したり、周りに発信していきたいです。

今までは、自分の意見を否定されるのが怖くて、なかなか発信出来なかったので、これからは自分の意見をどんどん伝えたいと思っています。

 

プライベートでは、ひとりで海外に旅行したいです。

慣れ親しんだところではなく、プライベートでも新しい自分を発見したい!国内だったら離島や僻地など。新しい人とコミュニケーションしたり、つたない英語がどこまで通じるのか。そんな新しい体験を通じて自分に刺激を与えたいです。

 

─やっぱりチャレンジなんですね(笑)

ほんと、そうですね。

こんなにチャレンジ、チャレンジ言うなんてと、自分で言っていてそう思います(笑)

 

─普段のセッションでは聞けない話が聞けて、とても興味深かったです。ありがとうございました。

ありがとうございました。

 


初の試みではありましたが、いかがだったでしょうか?

不定期での更新になりますが、これからも等身大で働く女性たちのインタビューを掲載していきますね。

 

企業で働く女性はもちろん、OLから手に職をつけた女性、起業している女性などなど、色んな「働き方」をする女性にインタビューしていきたいと思っています。

 

どうぞお楽しみに!

 

Mさんが受けているセッションはこちらです。

継続セッションプラン(3ヶ月コース・6か月コース・1年コース)