インターネットが発達して、今や瞬時に世界中の情報が手に入るようになったけれど、それで視野が広がったか?と言われれば、そうではない人も多いんじゃないかな。

 

よく言われることだけれど、新聞や雑誌ってパラパラめくるだけで、色んな情報が目に飛び込んできますよね。

私は最近、日経新聞の電子版を読んでいますが、アプリではなくて敢えてビューアーを使って読むようにしています。

それは、紙面と同じように見れるので、どのニュースが大きく扱われているのが分かるからというのがひとつ目の理由。もうひとつが、普段は興味のないニュースも目に入ってくるので、「あれ?何だろう」と読む機会が増えるから。

 

これがアプリだと自分の興味のあるものしか読まないんですよね。

 

TwitterやFacebook、インスタなどのSNSも、使い慣れれば使い慣れるほど、自分の好みしか表示されなくなりますよね。

ネットショッピングも一緒です。

自分で能動的に情報を取りに行かなくても、「あなたへのオススメはこれです」と教えてくれる。

 

結局自分の狭い興味の範囲でしか、情報が得られていないんですよね。

キラキラ起業女子やプロブロガー、オンラインサロン界隈にハマるのも一緒。

 

情報にアクセスする方法は増えたのに、逆に視野はどんどん狭くなっているんじゃない?と思うのです。

そして、視野が狭くなれば残念ながら成長は止まりますよね。

成長が止まれば、市場で選ばれる続ける力も稼ぐ力も、当然つけることはできなくなりますね。

 

感情に支配されると情報を軽視するようになる

 

私自身も心当たりがあるので、気をつけなければいけないのですが、嫌悪感を抱く情報を軽視する人って多いですよね。

 

特に『何を言っているか』ではなく、『誰が言っているか』に比重を置きがちな人は要注意です。

 

あの上司は嫌いだから

この同僚とは仲が悪いから

部下が言うことなんて大したことないから

 

だから、その人たちが言うことは軽視する。

逆に、力を持っている上司や仲良しの同僚が言っていることは、中身を深く考えることなく重要視する。

 

これでは、物の見方はどんどんと偏っていくし、自分の軸がぶれていく要因にもなります。

情報収集する時は、感情に支配されてしまってはダメです。

 

嫌いだから間違っていて、好きだから正しいなんてことはありません。

上司の言うことだから重要視して、部下の言うことは軽視するのもおかしいです。

 

見るべきは「誰が」言っているかでも、自分の好き嫌いでもなく、その情報が有用かどうかです。

 

今、自分がやろうとしていることと照らし合わせた時に、この情報はどうなのか?と考えることは必要ですよね。

 

短期的な視点だけで見ても、情報の範囲は狭くなる

 

仕事をしていてよく思うのが、

 

「そんなに短期的な視点でばかり見てたら、行き詰まるよ」

 

ということ。

3ヶ月〜半年先ぐらいの短期視点でしか、物事を見れない人がいます。

大企業でも中小企業でも変わらないし、管理職でも長期視点を持てていない人がいます。

 

すぐに結果を出したいという気持ちはわかります。

特に売上や利益に直結するような部署で働いていると、目先の目標達成は最重要課題だったりしますからね。

 

でも、短期視点で有用な情報って、長期視点で見た時には足りないことが多いのです。

1年ですべて終了!ならそれでもいいです。

 

だけど、そうではないですよね?

 

1年が過ぎたら売上がガクッと落ちるような会社じゃ困ります。

個人だって同じです。1年経ったら成長がストップして、後は下るばかりでは、市場で選ばれ続けることも稼ぎ続ける力をつけることもできません。

 

短期的な視点に偏れば、長期視点で見た時に必ず不具合が出てきます。

それを無視すれば、意思決定に整合性が取れなくなります。

 

だからこそ、自分が収集している情報が短期的な視点で見た時に有効なのか、長期的な視点で見た時に有効なのかは、考えなければいけないと思います。

 

成功パターンにしがみつくのも情報収集の範囲を狭くする

 

実は、一番やっかいなのが、このタイプじゃないかと思うのです。

 

自己肯定感を高めるのに成功体験は絶対に必要だし、成功体験から学ぶことはたくさんあります。

会社で社員を育てる時も、成功体験を積ませますしね。

私がクライアントのサポートをする時も、必ず小さな成功体験を積んでもらうようなワークを入れます。

 

それぐらい成功体験は大事なのです。

大事なのですが・・・そこにしがみつくのは違います。

 

よくいますよね。

 

「昔はこうだった」

「自分が若い頃は、これが当たり前だった」

「以前はこのやり方でうまくいったのだから、これで必ずうまくいくはず」

 

という人。大きな成功体験を持っている人ほど、しがみつきやすくなります。

残念ながら、これは単なる思考停止でしかありません。

 

昔と今は時代も違うし、求められているものも違います。

若い頃の当たり前は今の当たり前ではありません。

もちろん、求められていることが違うのだから、過去にやったやり方が必ず通用するとは限りません。

 

でも、それに気づかないのか、気づかないフリをしているのか分かりませんが、ずっと同じやり方を通そうとするし、新しい情報はシャットアウトしていくのです。

 

本当に仕事が出来る人は、そんなことはしません。

新しいやり方や新しい情報を取り入れながら、過去の経験が活かせるところは上手に経験を活かすから、さらに結果を出すし、自分のスキルや経験も上がっていくのです。

 

過去の成功パターンや成功体験にしがみついて、新しい情報をシャットアウトするほど残念なことはないと思います。

自分がやってきたことがそのまま通用しなくなっても、経験してきたことに新しい知識をプラスすれば、さらに自分のスキルや経験に磨きがかかるとは思えないんでしょうね。

 

そういう人は、もしかしたら自分に自信を持てない人なのかもしれません。

 

これからは、ますます、情報収集の幅を狭くしたら成長は止まるじゃないかと思います。

もちろん、ただ情報収集すれば良いだけではなく、そこから自分にとって必要な情報を取捨選択できるようにならないといけないわけですが・・

 

取捨選択するの経験を積むにしても、まずは情報に触れてみないと、取捨選択のしようもないですよね。

自分の好きな情報だけに囲まれているのは、確かに心地が良いです。

 

でも、成長し続けたいと思うなら、情報収集の幅を狭くしてはダメですよ。

玉石混交あるけれど、色んな情報に触れるためのツールとして、Twitterはオススメです。

特に管理職を目指す人ほど、積極的に活用したほうが良いと思います。

 

管理職を目指す人ほどTwitterを活用すべき理由