
「もっと新しい事を知りたかったのに、私が知ってることばかりだった。あー、お金と時間を無駄にしちゃったな」
ウキウキしながら読んだ本、何か学べるかも…と思って参加したウェビナー。
それなのに、あっちの本に書いていたのと似たようなことが書いてあっただけ。
この間も、どこかで聞いたような話を2時間聞かされたな。
こんな風にガッカリしたことはありませんか?
私はいっぱいあります(笑)
あなたに必要なのは、知識を増やすことじゃありません
ガッカリを繰り返しているのに、「次は必ず」「今度こそ」「この人は」と理由づけして、また本を買ったりウェビナーに参加したりして、やっぱり撃沈。
負のスパイラルに陥ってはいないでしょうか。
何冊本を買っても、誰のウェビナーに参加しても、きっと同じだと思いますよ。
こうなった時に大切なのは、知識を増やすことではありません。
もう知識は十分に持っている!
あとは「やってみる」だけなんですよね。
うまくいかなかったから、もっといい方法があるはず?
でもちぐささん、やってみたけどうまくいかなかったんです
と言いたくなるかもしれません。
本に書いてあった事(ウェビナーで言われた事)をやったけど、うまくいかなかったってことは、もっと他に方法があるはず!
と考えてしまいますよね。
私も似たようなテーマの本が、自宅の本棚にズラリと並んでいる時、似たようなウェビナーやコンサルサービスが気になるとき、同じ事を思ってました。
そう!
「やってみたけどうまくいかなかった時」にどうするかが、次へのステップに進めるか、負のスパイラルに陥るかの分かれ道!
なぜ、それをやろうと思ったのですか?
では質問です。
「なぜ、それをやろうと思ったのですか?」
「なぜ?」の問いに対しては、もしかしたら「本にそう書いてあったから」「セミナーでやった方がいいと言われたから」と答えるかもしれません。
もちろんやらないよりも、やった方がずっといいです。
だけど理由が「誰かに言われたから」だと、うまくいかなかった時に、
あの人の言った通りにやったのに…
これでうまくいくって書いてあったのに…
相手のせいにしてしまいがち。
そこで思考が止まってしまう。だから「他にいい方法はないの?」と次々にHow toへ飛びついてしまうのです。
それを避けるためにも、「何のためにやるのか」を考えて決めるのは、とても大事。
何のために…を考えたら、もしかしたら、本に書いてあったことやセミナーで言われたことは、必要ないかもしれません。
本もセミナーも「あなた」の課題に答えてくれるわけではありません。
同じような課題を持っている別の人には向いているかもしれないけれど、あなたには向いていないということも。
だから「何のためにやるのか?」を考えて、あれ?この方法は違うかも…と思ったら、「やらない」という選択肢をとってもいいのです。
「何のために」を考えると自分ごととして考えられる
それに本に書いてあったから、セミナーでやれって言われたからだと、うまくいかないとすぐに諦めたくなります(笑)
でも「何のために」を自分で考えると、「何がうまくいって、何がうまくいかなかったんだろう?」「次はどうしたらいいだろう?」と考えるようになります。
目的を持って自分でやると決めたので、誰かのせいにすることなく、自分事として考えやすいのです。
昨日『そのHow toは何のために学ぶのですか?』にも、似たような事を書きましたが、
なぜ、それをやるのか
何をやるのか
どういう結果を望むのか
これらを自分の中で、しっかりと決める必要があります。
もう1回、聞きますね。
「なぜ、それをやろうと思ったのですか?」
PS.
「あの人が言ったから」を脱し、あなた自身が自分で考えて決められるようになるためには、土台であるSelf-Awarenessを高めることが大切。
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