
最近、Twitter経由で私のことを知ってくださり、そこからセッションを申し込んでくださる方が増えたんですね。
この間も2日間続けて、「はじめまして」のクライアントとセッションをしたのですが、お二人とも、私を見つけたのはTwitterだったそうです。
Twitterでどうやって私を見つけてくれたのが、気になるじゃない。
だから、「どうやって探してくださったんですか?」と聞いてみたの。
すると、「探そうと思って探したわけじゃないんです。たまたまTwitterを見ていたら、誰かがRTしていて、それで知ったのです」と言われました。
しかも、お二人とも!
誰がリツイートしていたかも覚えていないそうです。
これって、すごいごとですよね。
目的があってTwitterを見ていたわけではなく、たまたま見たTwitterで私のツイートを見つけて、そこからブログを読んでくださって、実際にサービスを申し込んでくれる。
Twitterってすごいなーと思いましたよ。
キラキラ起業に足を踏み入れてた頃に、この出来事が起こっていたら、おそらく私はこんな風に思ったはず
「わー。やっぱり引き寄せた!本気で願えば叶うって本当なんだ。引き寄せってすごい!」
ってね。
Facebookに投稿したら、「すごいですね」「やっぱり意図したことは叶うんですね」「引き寄せですね」というコメントが入りそうですが、私に言わせれば、「引き寄せとか軽々しく言ってくれるな!」って感じです。
なぜなら、私は引き寄せられることをただ黙って待っていたわけじゃないから。
新月や満月にどれだけお願い事を書いたところで叶うわけがない
今の私は「引き寄せの法則」をこんな風に理解しています。
- 叶えたいことに意識を向ける
- 叶えたいと宣言する(周りに対しても、自分に対しても)
- どうやったら叶えられるかを考えて行動する
- 結果が得られる
脳は意図したものに意識を向けるように働きます。
赤い車が欲しいと思ったら、赤い車がたくさん走っているように見えるのも、ハワイに行きたいと思ったら、やたらとハワイに関する情報が目につくのも、そこに意識が向いたからなんですね。
別に、突然赤い車が増えたわけでも、ハワイの広告が増えたわけでもありません。
今まで意識の外にあったから、全然気にもとめていなかったものが、そこに意識を向けた途端、ピピッとアンテナに引っかかるようになったということです。
でも、ここまでだと赤い車は手に入っていないし、ハワイにも行けていないですよね。
赤い車が欲しいなら、「買う」「譲ってもらう」という何らかの行動が必要だし、ハワイに行きたいなら「飛行機のチケットを買う」「ツアーに申し込む」などをしなければいけません。
だけど、引き寄せマニア(?)の人たちって、行動しないんですよね。
願ったら叶うと思っている。
もしくは、せいぜい「赤い車の試乗をした」「ハワイのパンフレットをもらってきた」ぐらいなのです。
そして、実際に手に入れるための行動をする代わりに、せっせと新月や満月にお願いごとを書くんですよね。
もちろん、私も毎月書いてましたよ。
新月のお願い事。
楽しんでやっているなら、周りがアレコレいうことではありません。
ちゃんと行動しつつ、最後のひと押しを神様や宇宙にお願いするのであれば、「叶うといいね〜」と素直に言えるのですが。
昔の私もそうですが、なぜか、書いただけで叶うと思っちゃうんですよね。
「赤い車が欲しくて試乗しに行った」「ハワイに行きたいからパンフレットをもらったきた」ぐらいの行動はするんですよ。
だけど、それ以上の行動はしない。
試乗したら、赤い車がプレゼントされるんじゃないか。
パンフレットをもらったら、ハワイペア旅行券が当たるんじゃないか。
新月や満月へのお願い事って、こういうレベルなのだと思います。
普通に考えたら、どうやったって叶わないでしょ?
だけど、時々、「プレゼントに当選しました!」というレベルのラッキーな人が、「引き寄せました」なんて言うものだから、次は私の番!って勘違いしてしまうのね。
新月や満月にいくらお願いごとを書いたところで、それは叶わないし、引き寄せられもしないということに、早く気付いたほうがいいんじゃないかな。
どうすれば叶えられるかを考えて行動する大切さ
Twitterで私のことをたまたま見つけてくれたことは、偶然ではあるから「引き寄せ」と言われれば、そのとおりなのだけれど。
私の感覚では「引き寄せた」というより、「考えて行動したことが実を結んだ」だけなんですよね。
私はTwitterを仕事で使っているので、このどちらかのルートで集客することを考えています。
- Twitter→ブログ→メルマガ→サービス申込み
- Twitter→ブログ→サービス申込み
だから、くだらないこともツイートしますが、「何を」ツイートするかはすごく考えるし、リツイートする時も誰のどんな投稿をリツイートするかを考えます。
実は、考えすぎてTwitterするのが苦痛になることも(笑)
Twitterを見て、私の発言を「なるほど」と思ってくださった方は、ブログ記事を読んでくれることも多いです。
検索流入を除けば、私のブログへの流入は、Twitter経由が一番多いですから。
ということは、Twitterからブログの記事に飛んだ時に、ブログ記事が今ひとつだったら、もう2度と読みにはきてくれないわけですよね。
「Twitterでは、あんなに偉そうなことを行っていたのに、なんだこの程度なんだ」
そう思われることは、私にとって致命的。
だから、ブログの記事も、ものすごく考えて書きます。
アメブロ時代は、1記事を書くのに長くても20分、たいてい10分ぐらいで記事を書いていましたが、今は、平気で1時間ぐらいかかるし、産みの苦しみを味わうような記事は3時間ぐらい唸ることも多いです。
それぐらい、意識して書いているわけです。
自分が手に入れたいもの、叶えたいものを意図したら、それを叶えるためにどうするかを考えて行動すること。
それをしなければ、単なる行き当たりばったりだし、偶然が重なって「一発大当たり」しても、それを再現することはできません。
結局、一発屋で終わってしまうんです。
本当の「引き寄せ」は宇宙の采配でも、神様の仕業でもなく、自分自身の思いと行動
私はアンチスピリチュアルではありません。
むしろ、スピリチュアルは大好きです。見えない力も信じていますし、神様も天使も妖精もいると思っています。
だからこそ、何でもかんでも「宇宙の采配」だ「神様に願えば何とかなる」というのが嫌いなのです。
だって、あまりにも自分勝手じゃない?
本当の引き寄せって、自分自身が何に意識を向けるか、そしてどう行動するかだと思うのです。
自分で出来ることは全部やって、その上で、「神さまお願い」と祈るものなんじゃないのかな。
まさに、人事を尽くして天命を待つ!です。
宇宙や神様って神秘的で、何でも叶えてくれそうな気がしますよね。
だから、昔の私のような他力本願だったり、怠け者だったりする人は、表面上のキラキラした言葉に乗っかって、自分が努力することを放棄してしまう。
でも、それではいつまで経っても、本当の意味で「引き寄せる」ことはできません。
もし、ただ新月や満月に願い事を書いて満足しているなら、もし、宇宙や神様が全てを何とかしてくれると思っているなら、まずはその根性を叩き直すところからじゃない?
宇宙や神様が願いを叶えてくれるわけじゃないんですよ。
自分の願いを叶えるのは自分自身です。
そして、本気で願いを叶えようと行動するから、周りの人が手を差し伸べてくれるのだと思いますよ。