「お給料は我慢料」って誰が決めたの!?

「お給料は我慢料」

 

この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

私はこの言葉がキライです。

 

美輪明宏氏がこの言葉を言っていたよなと思い、調べてみました。

「お給料は我慢料」という言葉そのものは、随分前から言っていたようですが、私がしっくり来た記事を取り上げることにしました。

お給料は我慢料、キツイことに耐えるからこそお金がもらえる。

~Grapps 幸せの法則より

私が「お給料は我慢料」という言葉がキライな理由そのものです(笑)

キツイことに耐えることでお金がもらえる、という考え方が嫌なのです。

 

働くの、楽しくなくなるでしょ?

必要ない我慢をし続けて、心身ともに不健全になってしまう人が増えるでしょ?

 

でも美輪明宏氏の言葉は、ここで終わりではありませんでした。

最近は雑誌の特集で「好きな仕事を手に入れる」といった特集が組まれ、やたらと転職を繰り返す若者が増えていますが、“貴方の為に用意された仕事”などこの世にはありません。

ただ文句をいうのではなく、与えられた仕事の中で何か得になる部分を見つけ身につけ楽しむよう頑張れるかです。

職や職場を変えたところで思考自体は何も変わりません。

辛く厳しい環境の中でも、発想の転換と努力で楽しみを見つけて踏ん張ることで意外な未来が切り開け、それが自信につながります。

~Grapps 幸せの法則より

美輪氏が本当に言いたいのって、上記の部分だったんじゃないかなって思うのです。

 

「貴方の為に用意された仕事など、この世にない」

「与えられた仕事の中で何か得意になる部分を見つけ、身に付け、楽しめるよう頑張れるか」

 

私は、仕事にどんな意味づけをするかは自由だと考えていますが、まさに美輪氏の言葉通りだなと思うのです。

 

最初から自分にぴったりの仕事が与えられるわけじゃありません。

嫌だなと思うこと、やってられないなと思うことが、全くない仕事もありません。

起業しても転職しても100%思い通りになる仕事はない

「好きなことを仕事に!」と言って起業したら、本当に好きなことだけやればいいのか?と言えば、そうではないですよね。

 

ひとり起業なら、営業も広報もマーケティングも、経理も法務も全部自分でやるしかありません。

お金を払って外部の専門家に頼むこともできるけれど、その窓口は全部自分ですよね。

 

ではひとり起業ではなく、仲間と共同出資して会社を立ち上げたら、好きなことだけできるのでしょうか?

それも違うはずです。

 

最初から人員が豊富にいるわけではないのですから、いる人だけで会社業務のあらゆることをする必要があります。

それこそ、「なんでこんなことをやらなきゃいけないの?」と思うことまで。

 

起業をしたら何でも自分の思い通りになると思っている方もいるようですが、そんなわけありません。

だってクライアントが全員、自分の思うように考えたり、行動したりしてくれるわけではないですから。

 

    • 売りたいものが売れない
    • 良かれと思ったことが伝わらない
    • 自信を持っていたはずなのに、クレームがくる

どれも起こり得ることですよね。

 

転職も同じこと。

転職した会社の全てが自分の理想で、全て自分の思う通りに仕事ができる…なんてことはありません。

どこかで我慢したり、妥協したり、踏ん張ったりしなければいけないんです。

会社員だから、お給料だから「我慢料」になるの?

「お給料は我慢料」だと言う人の中には、会社員だから我慢料になるのだ、と言う人もいます。

 

誰かに雇われるのではなく、好きなことを仕事にして起業したら、我慢料だなんて思わなくなると。

本当にそうでしょうか?

 

そもそも仕事で発生する収入は、「自分の提供した価値に対する対価」ですよね。

それは会社員であっても、起業している人であっても同じ。

 

会社員は、自分が勤めている会社に対して価値を提供する。その価値に応じて給与が決まる。

起業している人は、自分のクライアントに対して価値を提供する。その価値に応じて売上が決まる。

 

会社員は会社に雇われているけれど、起業している人は、クライアントに雇われているのだと思っています。

単に「特定の会社」ではないってだけなんですよね。

 

だから、会社員のお給料だけを「我慢料」と呼ぶのは、違うんじゃないかしら?

結局、お給料をどう意味づけるかは自分次第

私は「お給料は我慢料」だという考え方はキライです。

キライですが、そう思う人をダメだとも思わないし、否定するつもりもありません。

 

私のクライアントや一緒に仕事をする仲間なら、「違う捉え方はできない?」って聞きますが、本人が「お給料は我慢料」だと思いたいなら、それでいいと思ってます。

 

お給料にどんな意味づけをするか、どんな捉え方をするかは自分次第です。

 

キツイことに耐えるからお給料がもらえる、と思っているなら我慢料かもしれません。

でもキツイことはあるけれど、自分が成長した結果であり、誰かに価値を提供した結果だと考えれば、きっと我慢料だという発想にはならないですよね。

 

どちらでも好みの方を選んだらいいと思います。

 

ただ「自分が成長して、価値を提供した結果がお給料である」と考えた方が、働くのは楽しくなるし、前向きな気持ちで仕事に取り組めると思うので、私はこちらをオススメします。

それでも「お給料は我慢料」だと思うなら…

それでも「お給料は我慢料」としか思えないのだとしたら

 

  • なぜ、そう考えてしまうのか?
  • 何があったら(なくなったら)変わるのか?
  • 今の職場や仕事で、できることはあるか?

を考えてみてください。

 

やれることがあるなら、やってみましょう。

やれることがない、このままでは心身が不健全になると思うなら、次にいきましょう。

「キツイことに耐えるからお給料がもらえる」なんて、自分を追い詰める必要はありません。

 

ただ「起業したら、我慢料じゃなくなるよ」なんていう安易な誘い文句にだけは騙されなでくださいね。

 

PS.

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