自分の気持ちに寄り添ってくれる人
自分の考え方に共感してくれる人
こういう人が近くにいると、すごく頑張れるような気がしますよね。
人材育成でも、「部下の気持ちに寄り添うことが大事」なんて言われ方をしますし、キャリアコンサルでも、クライアントに対する共感は、とても大切な姿勢です。
こんな風に大げさでなくても、友だちや同僚の話を聞いたり、聞いてもらったりして
「分かる、分かる!ああいうのってムカつくよね!」
「えー、それはすごく大変だよね。大丈夫?」
なんて会話は当たり前に交わしたことがあるんじゃないかな。
仕事をしていれば、やっていらないことの一つや二つ(三つや四つ??)あって当たり前。
そんな時に、あなたの話を聞いてくれる人や寄り添ってくれる人の存在って、とても大きいはず。
最近はやらなくなりましたが、私も正社員時代は、仲良しの同僚に付き合ってもらって、夜中まで愚痴大会をやりました。
私がアホほど働いていたワーカーホリック時代を乗り切れたのは、私に共感してくれたり、寄り添ってくれたりした仲間がいてくれたからだなーと感謝しています。
でもね、もし、あなたの周りにいるのが「共感してくれる人」「寄り添ってくれる人」だけだとしたら、それは要注意!
最近は一部で、「自分に都合の悪いことを言う人とは付き合わなくていい」みたいな風潮がありますが、すごくもったいないのです。
なぜなら、共感してくれる人、寄り添ってくれる人だけだと成長がないから。
成長する、変革するって、今までの当たり前を壊すことです。
「なるほど、こういう考え方もあるのか」
「そうか!こうやって捉えると違う見方ができるのか」
自分に共感してくれる人や寄り添ってくれる人しかいないと、今までの当たり前を壊すことはできません。
「どうしてそう思うの?」
「他の見方もできるんじゃない?」
「いや、それはちょっと違うと思う」
自分の『当たり前』を壊してくれるような見方を教えてくれる人、違う視点で考えられるような問いかけをしてくれる人の存在って、すごく大きいのです。
もし、あなたが、もっと成長したいな、このままだと前に進めないなと思っているなら、意識して自分の『当たり前』を壊してくれる人を見つけてください。
人はどうしても、自分を肯定してくれる人だけで周りを固めたくなってしまうものだから、『当たり前』を壊してくれる人を見つけるだけで、他の人と差をつけることができますよ。
自分の中の当たり前を壊したいと思ったら、いつでも会いにきてくださいね。
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