
最近思うのですが、私は女性リーダーほど「でもでもだって」になったらいいと思います。
というと、「でもでもだって」は言い訳ばかりするから成長しない。
そんなリーダーなんて失格だと言われてしまいそうですが。
もちろん、いつまでも言い訳ばかりしていいとは思いません。
だけど、あなた自身をちょっと振り返ってみて。
「どうして協力してくれないんだろう。私がなんて言ったら伝わるかな。伝え方とか聴き方とか学んだ方がいいのかな」
「上の言うことがコロコロ変わって、私だってどうしていいかわからない。だけどリーダーなんだし、頑張らなくちゃ」
メンバーに協力してもらいたいのに、なかなか協力してもらえない。
経営陣の言うことがしょっちゅう変わって、あなた自身も混乱している。
それでも何とかしたいと踏ん張ってきませんでしたか?
頑張らなくちゃと言う気持ちが強くなりすぎて、どこまで頑張っていいかわからなくなっていませんか?
女性リーダーを見ていると、「自分が何とかしなくちゃ」と、ギリギリまで頑張っている人が多いように感じます。
だけど、そんな状態は長くは続きません。
空気を入れすぎた風船がいつか割れるように、限界まで伸ばしたゴムがいつか切れるように、どこかで燃え尽きたり、諦めてしまったり。
それではあなた自身のリーダーシップを育てることもできないし、楽しくイキイキと働くこともできません。
どこかで力を抜くこと、自分を甘やかすことは必要です。
安心できる環境で、「もうイヤだ」「だってやりたくないし」「でも無理」と、普段は口に出さないこと、心の中で蓋をしてしまっていることを外に出しましょう。
この思っていることを外に出しちゃおうと言うのが、冒頭に書いた、【女性リーダーほど「でもでもだって」になったらいい】です。
ひとしきり「でもでもだって」を言い尽くしたら、改めて「これからどうする?」を考える。
でも…1回、「でもでもだって」を言ったら、それが癖になっちゃうかもしれない。
もう踏ん張れないかもしれない
そんな風に心配になるかもしれないけど大丈夫。
本物の「でもでもだって」ちゃんなら、最初から癖になるなんて思いません。
ただ「でもでもだって」を言う相手は選びましょう。
メンバーの前で言うのは厳禁。リーダーがメンバーの前で口にする「でもでもだって」は多くの場合、メンバーのやる気を削ぐ言葉になります。
あなたが安心して「でもでもだって」を口にできる人。
「でもでもだって」を言い尽くしたら、「さて、これからどうする?」を一緒に考えてくれる人。
万が一、あなたの「でもでもだって」が癖になりそうになった時には、「それは違うんじゃない?」とハッキリ言ってくれる人。
そんな人に「でもでもだって」を言ってみましょう。
頑張ることはとても大事。
リーダーとして、踏ん張らなきゃいけない時もある。
理不尽に立ち向かわなければいけない時、メンバーにあれこれ言われても、やり遂げなければいけない時だってある。
そんな時に最大限の力を発揮できるように、「でもでもだって」を言うことを、あなた自身に許可してあげましょう。
それもSelf-Awareness(自己認識力)を高めるために必要なことです。
もしも「でもでもだって」を言う相手がいないよ…と言うことであれば、30分無料相談を使って、ぜひ私に聞かせてください。
どんな「でもでもだって」も受け止めますよ。
PS.
これからのリーダーにとってSelf-Awarenessは必須項目。毎週火曜日にSelf-Awarenessを高めるためのヒントを配信中。ぜひご登録ください。
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