これからはティーチングよりもコーチングってホント?

最近「ティーチングはダメでコーチングがいい」のような話をよく聞きます。

 

管理職研修や管理職が身につけるスキルとして、コーチングを挙げている企業も多いですよね。

コーチングは部下育成やチーム内の信頼関係を高めるためには、とても効果の高いコミュニケーションスキルだと思います。

 

それにこれまでの上司ー部下のコミュニケーションが、「こうやってやりなさい」「これが正解」というティーチングが中心だったから、部下の考える力を育て、部下の中から答えを引き出すコーチングが素晴らしいというのもわかります。

 

でもコーチングが効果の高いコミュニケーションだからといって、ティーチングがダメというのはずいぶんと乱暴なのではと思うのです。

実際に管理職の方と話をしていると、「部下に教えちゃいけないんでしょ。仕事がやりにくい」という声を聞くことも。

 

仕事の会話でティーチングを全くしてはいけない…なんて、どんな無理ゲーでしょうか。

やったことがないこと、経験したことのないことに対して、いくら部下から答えを引き出そうとしても答えは出てこないですよね。

 

それは部下の成長…という観点から見ても、いい方法ではないと思っています。

部下の立場に立って考えてみても、やったことも経験したこともないのに、「あなたはどうしたらいいと思う?」と聞かれたって、「知らんがな」です。

 

「やったことのないのにわかるわけないじゃない!ちゃんと教えてよ」

 

と私だったら思います。

 

特に新入社員や若手社員に対しては、コーチングよりもティーチングの方が、効果が高い場面はたくさんあるように感じます。

逆にある程度仕事の経験を積んだ中堅クラスは、ティーチングよりもコーチングで部下の考える力を育てる方が、効果が高い場面が多いのではないでしょうか。

 

「ティーチングよりもコーチングの方が素晴らしい」と言うポジショントークに、惑わされてはいけない。

 

大事なのは、コーチングvsティーチングという、どちらかが正しくてどちらかが間違っているなんてゼロヒャクではなく、相手や場面によって使い分けができることだと私は思います。

 

相手と効果的なコミュニケーションを取るのに、「これだけやればOK」なんてこと、ありませんよ。

 

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