
こんばんは。古賀ちぐさです。
コミュニケーションが大事…と言い続けていますが、コミュニケーションを改善したら、全ての人間関係がうまくいくのでしょうか?
ここで「全部うまくいくんですよ〜」と言えればいいのですが、残念ながらそうではありません。
どうしたってうまくいかない関係だってあります。
コミュニケーションを改善しても、うまくいかない人間関係があるなら、わざわざコミュニケーションを学ばなくてもいいんじゃない?と思っちゃいますよね。
特別なことをしなくても、うまくいく関係だってありますから。
それでもコミュニケーションを改善すること、コミュニケーションを学ぶことが大切なのは、「ここまでやってもダメなら仕方ない」と自分で区切りをつけるためでもあるのです。
学生の頃なら、気の合う仲間とだけ付き合うことも可能かもしれません。
だけど社会人になったらそうはいかないですよね。
上司や同僚はもちろん、クライアントだって、いつもいつも自分と相性の良い人ばかりではありません。
うまくいかない人間関係を
「この人とは相性が悪いから」
「この人は、私のことを全然わかってくれないから」
とすぐに諦めてしまったり、相手のせいにしたりしていたら、いつまで経っても自分の成長はないですよね。
相手を理解しようと努力することは、必要なことだと私は思っています。
その一方で、どんなに努力しても理解してもらえないこと、うまくいかないことはあります。
そんな時、コミュニケーションに自信を持てずにいる人、真面目な人ほど
「私がもっと頑張れば…」
「私のコミュニケーション能力が低いから…」
と自分自身を追い詰めてしまうことも。
これってすごく不健全だなーと思うのです。
どうして相手に伝わらないのか?
相手に伝えるためにはどうしたらいいのか?
コミュニケーションを学んで、相手との関係を改善しようとできることをやってみる。
自分ができることをやって、それでもうまくいかないなら、それ以上自分を責める必要はないし、自分にダメ出しする必要もないんじゃないかな。
「ここまでやったけどダメなら、もう仕方ない!」
と割り切る。
そして、その上で自分がどうするのか考えることが、大切だと思うのです。
「よし、私はやれるだけのことはやった!」
とスッキリきっぱり言うためにも、なんだか社内の人間関係がギクシャクしてるな、コミュニケーションがなんだかうまくいってないな…と感じるなら、コミュニケーションを学びましょう。
心の中にズーンとのしかかっているモヤモヤが晴れていきますよ。