
なんだか、めちゃくちゃ胡散臭いタイトルになりましたが(笑)
週末に読んでいた本の中に、こんな文章がありました。
人間性は「声」に出る
自己啓発に近い内容の本だったので、本当?と思いながら、ちょっとネットで調べてみたら、こんな記事が出てきましたよ。
『性格・体調・心理状態もダダもれに! 自分も他人も揺り動かす「声の力」とは?』
(ダ・ヴィンチニュースより)
この記事によると「声は履歴書以上に個人情報をさらす」んですって。
なんだか怖いです。
履歴書以上に個人情報を晒すかどうかは別として、改めて考えてみると私自身、声を聞いて色んなことを判断しているなーと思ったんです。
「滑舌よくハッキリ喋るから、活発な人なのかな」
「あー、モゴモゴしていて自信がないのかもしれないなぁ」
「昔はきれいな高音で歌っていたのに、高音が出にくくなっているのは老化かもしれないな」
実は以前、顔も性格もまったく知らない男性なのに、あまりにも声がステキ過ぎて、それだけでドキドキしてしまったことがありました。
実際にお会いした時に既婚者だと分かって、私の恋にもならない淡い気持ちはあっけなく終わりを迎えたけれど(笑)
そう考えると「声」って侮れないなと思うのです。
自分の声は好き?キライ?
自分以外の人の声を聞いて、「あの人はこんな人」と判断しているということは、相手も声を聞いて、多少なりとも人となりを判断しているってことですよね。
そして声で判断されることを知っているからこそ、自分の声が好き、あるいはキライやコンプレックスだと思うのかもしれません。
もし声では相手のことを全く判断できない、プラスの評価もマイナスの評価もなく、ただただニュートラルに受け止められるとしたら、そこまで気になることではないのでは?と思うのです。
誰かと比べられる
何らかの評価をされる
そう思うからこそ、好き/キライが出てきちゃうのかなと。
ではどれぐらいの人が、自分の声を好きだと思っているんだろう?ということで、またもや検索してみました。
ハッキリした割合は分からなかったのだけれど、検索窓に「自分の声」と入れたら、こんなキーワード候補が出てきました。
気持ちわるいとか、コンプレックスとか、変えたいとか・・・
プラスイメージのキーワード候補がひとつもない。
仕事やプライベートで「話す」ことをしているなら、毎日声を発しているということ。
その声に対してコンプレックスを持っていたら、自信を持って話すことも、自分の意見を伝えることもできないですよね。
本当はとても良い意見だったり、ステキな人だったりするのに、声が原因でその良さが出せないのであれば、すごくもったいないなと思うのです。
でも声って生まれつきのものだから・・なんて諦めの気持ちになっていないですか?
それは思い込みなんだそうですよ。
正しい訓練で、あなたの声はぐっと魅力的になる
プロの歌手でもあり、ボイストレーナーでもあるフェルナンデス由布子さんによると、声は訓練次第で変えることができるそうです。
そんなの嘘だ!と思いますか?思いますよね〜
「私はずっと声にコンプレックスを持っていた」そう言いたくなるかもしれません。
だけど由布子さんはこう言います。
生まれつきしゃがれ声の赤ちゃんはいない!
産声が鼻声の赤ちゃんはいない!
出ている声にはすべて理由がある。理由があってその声になっているんだと。
私には子どもがいないので、日常的に赤ちゃんの泣き声を聞いたことはないのだけれど。
友だちの子どもが赤ちゃんだった時のことや、電車やお店の中などで泣いている赤ちゃんの声を思い出してみると、確かにしゃがれ声の赤ちゃんって見たことないかも。
ハスキーボイスの赤ちゃんも知らない。
ということは生まれつきではなく、何かのきっかけで今の声ができあがったということですよね。
訓練次第で声は変えられる。
そして声を変えることで少しでも自信を持てるなら、やってみない手はないよね。
だって自分の魅力がひとつ増えるってことですよ。
声は人を動かす力を持っている
ある人の歌声を聞いたら鳥肌がたった
力強い声で話す人の講演を聞いて、よし!と気持ちが前向きになった
友だちの泣き声を聞いて、もらい泣きしてしまった
このような経験、きっと誰もが1度はしたことがありますよね。
声って人の心を動かす力を持っているものだと思うのです。
別に声で誰かをコントロールしようと言っているわけではありません(笑)
でも自分の伝えたいことがストレートに伝わって
その結果、相手の心が動くなら、それはすごくステキなことだと私は思います。
これはプライベートだけじゃなくて、仕事の場においても同じこと。
仕事の場では「感動を与える」というよりは「自信があるように見える」とか「説得力が増す」という事だと思いますが、やっぱり声が与える印象は大きいです。
私は一緒に働いている人たちから、自信があるように見られるのですが(笑)
それは声によるところも大きいと思っています。
本当はあんまり自信がなくても、なぜか自信があるように聞こえるらしいです。
ちょっと高めでよく通る声なので、自信がありそうに聞こえるのかな?
そしてどうして私がこういう声なのかと言えば、おそらく中学時代からつい数年前まで、声楽を学んでいたからだと思います。(社会人になってからは、休み休みですが・・)
特に音高→音大時代は、先生に怒られながら、みっちり声楽をやっています。
それが今、仕事の場でプラスに働いているのだからラッキーです。
どんなにプレゼンの内容がよくても、声に説得力がなければ買ってもらえません。
どんなに言っていることが正しくても、自信なさげに話せば、部下からは信頼されません。
それぐらい声って大事ですよ。
枯れにくく疲れにくいストレスフリーな声で、自分の思いと考えを100%相手に伝えよう
声が自信を与えてくれること
声が自分の魅力を引き出してくれること
それらはわかったけれど、具体的にどうしたらいいの?と思いますよね。
なので、この記事でもご紹介したフェルナンデス由布子さんにお願いをして、3時間のミニセミナーを開催することにいたしました。
題して『枯れにくく疲れにくいストレスフリーな声で、自分の思いと考えを100%相手に伝えよう』
3時間でいきなり声が180度変わるわけじゃありません(笑)
でも・・
なぜ、思う通りの声が出せないのか?
どうすれば魅力的な声が出せるのか?
自分の声にはどんな力があるのか?
それがすんなり分かります。
私も由布子さんのグループレッスンを受けたことがあるのですが、ただ「やってみて」ではなく、「なぜ?」の部分をきちんと説明してくれるんです。
だから「やってみて」と言われた時に納得してできるんですよね。
自分の声がキライだと言う人、自分の声にコンプレックスを持っている人ほど、実は正しい理屈と正しい声の出し方が分かると、声がガラリと変わるんじゃないかな。
そして自分の声をちょっとでもスキだと思えるだけで、魅力は増してくるのだと思います。
せっかく自分の魅力の原石を持っているのだから、それを磨いてみませんか?
きっと仕事の場でも自信をもって振る舞えるようになりますよ。
セミナーの詳細はコチラをご確認ください。