
先週、1年間のサポートを終了したクライアントが、こんなことを言っていたんです。
「仕事に対する捉え方が変わったら、仕事への取り組み方も周りの反応も変わりました」
クライアントと最初に会ったのは、私が主催した1Dayセミナーだったのですが、そのセミナーに参加するまでに半年ぐらい悩んだそうなのです。
そこから私の継続セッションを受けることに。
最初の4ヶ月ぐらいは
「何がしたいのか分からない」
「自分がどんな働き方をしたいのか分からない」
「転職することも考えている」
と言っていましたね。途中、「将来は友だちとカフェをやりたい」と言い出したことも(笑)
これは「本当にそうなの??」と突っ込んだところ、あっさり「やっぱり違うかも」となりましたけれど。
それぐらい、自分の働き方に迷っていたんですよね。
でも、ある時からガラリと変わったのです。
それが「仕事に対する捉え方を変えたとき」です。
それまでずっと、仕事を受け身で捉えていたんですよね。主語が自分ではなく、会社や上司だったのです。
うちの会社は◯◯だから
上司が頼りないから
だから仕方がない、だから会社がつまらない、だから自分の存在価値が分からない、という感じだったのだと思います。
でも、主語を自分に変えて
自分はどうしたいのか
自分はどうするのか
自分は何ができるのか
自分は何を得たいのか
こうやって考えることで、仕事への取り組み方も大きく変わりました。
もし、今の会社を辞めることになったとしても、通用するスキルや経験を得るためには、今何ができるかな?という視点になったら、やりたいことが色々と出てくるようになったのですね。
「自分だけが頑張るんじゃなくて、チームのメンバーを育てていきたい」
「チームを良くするためには、上司との関係も良くしていきたい」
「自分が良かれと思ってやったことが、実は押し付けになっていたかもしれない。チームメンバーとの関わり方も工夫したい」
もちろん、どれも一朝一夕で出来ることではないけれど、こういう意識を持って働き始めたら、周りの反応も変わってくるんです。
後輩が「◯◯さんが、あの時言っていた言葉がやっと分かりました。こういうことだったんですね!」と言ってくれたり、上司から「管理職を目指して欲しい」と打診をもらったり。
もちろん、顧客からの評判も上々。
新しい案件を獲得したり、顧客から次の顧客を紹介してもらったりもしているそうです。
毎月、報告を聞きながら「すごいなー」と思っておりました。
誰かに期待されたり、評価されたりしたら、人はやる気になりますよね。
私のクライアントも、どんどんやる気がアップしていきました。
主体的に動くようになり、さらにやる気がアップしているのだから、もっと結果も出せるようになり、良い循環が起きるようになりましたね。
「1年前は、こんな風に変わるなんて思っていませんでした。来年の昇格試験で管理職を目指してみようと思います」
と話してくれました。
正直、私もこの1年間の変化にはびっくりしています。
ブログでもメルマガでも、何度もお伝えしていますが、人の意識って本当に大事です。
人は意識したように現実を作っていきます。
自分はどうしたいのか
自分はどうするのか
自分は何ができるのか
自分は何を得たいのか
あれこれ難しいことを始める前に、まずはこんな風に仕事に対する捉え方を変えてみませんか?
これが大切な「はじめの一歩」だと思いますよ。
はじめの一歩を踏み出したい方は、いつでもお待ちしています。