『チャンスの神様には前髪しかない』

 

この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

「聞いたことがないよ」という方のために簡単に説明すると、『チャンスに気づいたら迷わず掴みなさい。迷っているうちにチャンスは逃げてしまうよ』という格言。

どうやらギリシャ神話に出てくるカイロスがモデルらしいです。

 

考えすぎて動けなくなってしまう人にとっては、この『チャンスの神様は前髪しかない』という言葉は、一歩を踏み出すためのきっかけになる言葉になるはずです。

 

私も、つい動けなくなってしまうことがあるので、よくこの言葉を思い出しますし、自分のクライアントに使ったりもします。

 

でも、残念ながらこのチャンスの神様には、「本物の神様」と「ニセモノの神様」がいるのでは?と思うのです。

そして、それに喜々として飛びついているのが、いわゆるスピリチュアルや自己啓発ジプシー、キラキラ起業女子なんじゃないかと。

 

自分がどんなチャンスを掴みたいのか、知らなければチャンスは掴めない

ニセモノじゃなくて、本物のチャンスの神様を掴みたいなら、自分がどんなチャンスを掴みたいのか知ることは不可欠です。

 

だって、知らなかったら掴みようがないですよね。

それどころか、ニセモノを本物だと思って嬉々として掴みに行き、本当に掴まなければいけないチャンスをスルーしている可能性が高いんです。

 

という話をすると、ものすごく細かく定義しようとする人もいるのだけれど。

それはそれでやりすぎです。

 

あまりにも選択肢を狭めてしまったら、そもそもチャンスが少なすぎるって事になってしまうので、ざっくりとしたもので良いです。

 

例えば、私は来年は個人のクライアントだけでなく、法人のクライアント獲得にも力を入れていこうと思っています。

なので、掴みたいのは「法人企業とのご縁」です。

 

業務委託契約をさせてくれる企業

私のスキルを活かせるような企業

営業がかけられるような企業

 

ではありません。「法人企業とのご縁」ができればいいんです。

だから、社長が集まる異業種交流会のお誘いを受ければ、できるだけ参加するようにするし、

あるイベントで偶然、前職でお世話になった方にお会いした時には、メールをして会社訪問の約束もしました。

 

10月から前職で、週1日採用アドバイザーの仕事もしていますが、それも別件で社長と会う機会を作ったことがきっかけ。

そこからトントン拍子に話が進み、あっという間に契約が決まりました。

 

これも私が、自分が掴みたいチャンスを知っていたからです。

 

ただ、やみくもに飛びつくのは「チャンスを掴んでいる」わけではない

チャンスの神様は前髪しかないから、迷わず掴め!はそのとおりです。

 

でもね、「何を」掴むのかが大事なんですよね。

本当にチャンスの神様を掴んでいる人は、何も考えていないようでいて、ちゃんと考えています。

 

自分が目指しているもの

自分が掴みたいと思っているもの

 

これが明確なんですよ。

だから、自分にとってのチャンスが来た時に、迷わず掴むことができるんです。

逆にいくら周りが「チャンスだよ」と言ったとしても、それが自分にとって必要なものでないなら、それをスルーすることができるんですよね。

 

だけど、ニセモノのチャンスの神様しか掴めない人は、ただ、やみくもに飛びついているだけ。

それが自分にとって必要なのか、不必要なのかが分からない。

 

飛びつくことが目的になってしまっています。

飛びついた当初は、「わー、チャンスを掴んだ!」なんて喜ぶのですが、結局はニセモノですから、そう遠くないタイミングで「あれ?これは違うかも・・・」と気づきます。

 

でね、気づいた時に

  • 何が違ったんだろう?
  • どうして、これに飛びついちゃったんだろう?
  • 本当は何を掴みたいんだろう?

これらを考えれば良いのですが、残念ながら、そこは見なかったフリをするんですね。

 

そして、こう言うんです

 

「本当に私が求めていたものとは違った」

「私のステージが変わったから、これは合わなくなった」

 

トドメのセリフは、こんな感じ

 

「この出来事がなかったら、これが私の求めていたものとは違うとは気付かなかった。すべてはギフト」

 

出来事がギフトであるなら、そこから学んでください。

このセリフを常に言い続ける人は、ギフトすら無駄にしている人だと思いますよ。

 

いつまで、ニセモノのチャンスの神様を掴み続ける?

考えないって楽なんですよ。

 

考えるって少なからず頭を使いますし、すぐには答えを出せずに悶々とすることもあります。

いわゆる「脳に汗をかく」ってヤツですね。

その仮定で、もしかすると出来ない自分とか、見たくない自分に気づくことだってあります。

 

それがイヤだから考えない。

そして、「考えていない」ということすら認めたくないから、その場しのぎの口当たりの良い言葉で、見てみないフリをするんです。

 

それは私からは、回し車をひたすら回しているハムスターにしか見えません。

どこにも行けず、何も成し遂げられず、ただひたすら走り続けるだけ。

 

それでも良いというのであれば、ずーっとニセモノのチャンスの神様を掴んで、

 

「本当に私が求めていたものとは違った」

「私のステージが変わったから、これは合わなくなった」

 

こうやって言い続けていたら良いと思います。本人がそれで良いというのに、周りが「おかしい」なんて言う必要はないですよね。

 

だけど、本当にチャンスの神様を掴みたいと思うなら、自分に都合の良い言い訳をするのはやめましょう。

そして、まずは自分がどんなチャンスを掴みたいのか、しっかり考えましょうね。

 

いつでもご相談をお待ちしています。

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