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以前、メルマガ読者から、こんなメールが届きました。

 

会社で自分のやってきたことが認められ、責任のある仕事を任されるようになりました。お給料も上がったしやりがいのある仕事ができるのも嬉しいです

でも、自分が求めている働き方とはズレている気がして辛い。おかしいと思っても、会社の決定には従わなければいけないし、今が踏ん張りときとは思っているけれど、すごくストレスです

 

仕事を任せてもらえるようになると嬉しいですよね。

自分がやってきたことが会社の利益につながって、それを認められると、もっともっと会社のために頑張ろう!と思うはず。

 

その気持ちは、すごくよく分かります。

なぜなら、ワーカーホリックだった頃の私は、まさにその考えで仕事をしていたから。

 

だからこそ、言いますよ。

 

“会社のため”になんて考えなくてもいい。

 

“会社のために”と考えるから、ジレンマが生まれるのです。

まず最初に考えるのは“会社のために”ではなくて、“自分のために”です。

 

“会社のために”と考えて行動出来る人なら、“自分のために”と考えて行動しても、結果、ちゃんと会社のためになっていることが多いから、安心してくださいね。

 

会社はどこまでいっても理不尽なもの

会社は理不尽です。

 

個人が考える「正しさ」と会社の考える「正しさ」は異なります。これを何とかしようと考えても仕方がないし、どうにもなりません。

 

「会社のために」が強くなると、このどうにもならないことをどうにかしようとし始めます。

 

こっちの方が会社のためになるのに・・

こっちの方が正しいのに・・・

 

そんな気持ちになるんですよね。

 

特に中小、ベンチャー企業にいるとトップとの距離が近い分、余計にそれを感じるはずです。

でも、相手を正そうとすればするほど、結果は出にくくなります。

 

なぜなら、「正そう」という意図を相手から感じると、多くの場合、それを自分への攻撃と捉えて、防御もしくは反撃の体勢を取るから。

 

結果、疲弊して終わります。うまくいかずに疲弊して終わることが増えるとどうなるか。

 

私はこんなに会社のことを考えているのに・・・

 

という不満が蓄積されていき、最後は心身を壊すか、会社で爆発して「ヤバイ人」のレッテルを貼られるか、ケンカ別れのように退職するか、のいずれかになることが多いです。

 

どう転んでも、本人、会社双方にとってアンハッピーでしかありません。

 

会社は理不尽なものだから、何も言わず黙って従っていればいいの?と思われるかもしれないけれど、それは違います。

 

言わなければ伝わりません。

だから、どんどん伝えたらいいのです。

 

ただ、「会社とは理不尽なものである」ということを認識しておくこと。

そして、どんなに自分が正しい、これが会社の為だと思っても、会社の理屈とは違うことがあるということを知っておく

 

その上で、自分が伝えたいことを伝えてください。

 

「会社のため」にの後ろで隠れた本音って何?

「会社のために私が頑張らなくちゃ!」と思い始めると、家に帰っても、休みの日であっても、仕事のことが頭から離れなくなります。

 

今、そんな状態になっている人に質問です。

 

なぜ、そこまであなたがやらなければいけないんですか?

もし、あなたがやらなかったらどうなりますか?

本当にあなたはそれをやりたいんですか?

 

多分、そこまでやらなければいけない理由もないし、やらなかったとしても、何も変わりません(笑)

そして、本当はやりたいわけでもないはずです。

 

なぜなら、自分が本当にやりたくてやっているなら、「自分が求めている働き方とはズレている」とは思わないはずだから。

 

それでも、やってしまうのはどうしてでしょう?

会社のことが好きで好きでたまらないから?でも、会社が好きで好きでたまらないなら、やっぱり「自分の求めている働き方とはズレている」にはならないはず。

 

私も同じことをやっていたので、その当時を今振り返ると

 

「あなたがいないとダメだ」と言って欲しい

「この会社は私がいないとダメ」と思いたい

 

という気持ちがありましたね。

 

要は、承認欲求です(笑)

 

最初は、純粋に嬉しかったんですよ。「よくやってくれるね」とか「助かるよ」とか言われるの。

でも、「もっともっと」と追いかけ始めると、どこかで自分の期待値と相手からの反応が逆転するときがきます。

その結果が「こんなに会社のことを考えているのに」です。

 

「〜のため」と思った時ってすごく危険なのです。

 

一見、相手のことを思ったかのような言葉ですが、「〜のため」の後ろに隠れているのは、たいていの場合、自分の承認欲求を満たしたいか、自分の希望を相手に押し付けているかのどちらかです。

 

考えるのは「会社のため」じゃなくて「自分のため」

自分の望む働き方とはズレている

 

ここに気付いた時に「今が踏ん張り時」なんて自分にムチを打ってはいけません。

 

マジメな人ほど「もう少し頑張れば」「これを乗り越えれば」と思いがちだけれど、たいていはドツボにはまるだけです。

今すぐ、とっととやめましょう!

 

自分の望む働き方とはズレているんですよね?だったら、まず、自分の望む働き方はどんなものかを考えること。

会社の為だとか、そういうキレイ事は一切横においておいて、自分が本当はどんな働き方を望んでいるのか、自分で「これだ」と思うまで考えること。

 

自分「が」会社に合わせなくちゃ・・と思う人が多いけれど、違います。

自分が望む働き方に会社「を」合わせるんです。

 

楽しそうに会社で仕事をしている人は、上手に会社を利用しています。

 

  • 自分が望む働き方をするには、社内に味方が多い方がいいですよね。だから、同僚とは良い関係を築く。
  • 上司とも良好な関係を築いた方がやりやすから、上司に合わせた対応をする。
  • 全部を自分でこなすのは無理だから、一緒に働いている人の得意なこと、苦手なことを把握して、自分が苦手で相手が得意なことは、頼んでやってもらう。
  • 部下が育ってくれたら、自分の仕事をどんどん振り分けられるから、部下の育成に力を注ぐ。

 

全部「会社のため」じゃなくて「自分のため」

 

自分自身が会社で心地よく働くために、どうすれば良いかを考えて行動するのです。

と言うと、ワガママに振る舞うこと?と誤解されがちですが、そうではありません。

 

ワガママに振る舞えば、もしかすると周りは自分の思い通りに動いてくれるかもしれません。でも、それは「面倒くさい人」というレッテルを貼られているだけです。

 

本当に自分自身が困った時には誰も助けてくれません。

そうではなくて、自分自身が望む働き方をするために、相手を上手に手のひらの上で転がすんです(余計に悪巧みみたいだな)

 

会社のための自己犠牲なんていらない

ライフワークの人もライスワークの人も、誰のために働いているか?といえば、自分や自分の大切な人の為ですよね。

 

決して、会社のためじゃないはず。

 

それなのに、マジメな人ほど会社のために自己犠牲をし始めます。

長い目で見れば、会社から見ても良いことは何ひとつないはずなんですよ。会社のことを考えて仕事をしてくれる社員は、会社にとって財産です。

 

これから労働人口が減っていけば、ますます、人材の価値は高くなります。

それなのに、優秀な社員が自己犠牲をして追い込んで、挙句、会社を辞めたり、心身を崩して休職したりすることは、会社にとっての不利益です。

 

だからこそ、今、働いている会社が好きで、会社をよくしたいと思っているなら、会社のために自己犠牲をしたら絶対にダメ。

 

「会社のために働く」ではなくて「自分のために働く」

そのために自分がやることは何ですか?やめることは何ですか?それを考えてくださいね

 

今の自分の働き方が、自分の考えている働き方とは違うと思うなら、一緒に理想のキャリアプランを考えていきましょう。

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