昨日、「私がいないと会社が回らない」なんてことはないよ!「私がいないと会社が回らないから辞められない」と思っているなら、それは勘違いだし、もしかしたら、後ろに本当の思いが隠れているかもしれない

 

という記事を書きました。

私がいないと会社が回らない・・・はずがない

 

もしかすると、この記事を読んで

 

「だったら、私がやる意味がないじゃない」

「えっ、私じゃなくても良いなら、どうやって評価してもらうの?」

「『あなただから出来る』という仕事をやりたい」

 

そんな風に思う人もいるかもしれませんね。

その気持ち、とってもよく分かります。私自身が、「古賀さんだから」と言われるような仕事をしたいと思っているし、誰がやっても一緒なんて言われる仕事はしたくないと思っていますから。

 

「組織の中で頭ひとつ抜け出す」と言っているんだから、他の人と一緒でいいよ!なんてことはないのです。

 

『あなたが辞めたら会社が回らなくなる』なんてことはありません。

でも、『あなただからお願いしたい』『あなただから、ここまでやれる』ということはあると思ってますし、組織の中で評価されたい、お給料を上げたいと思うなら、ぜひ目指して欲しいなと思います。

 

「あなただから」を作るのは、仕事を抱え込むことではない

「あなただから」という仕事を作ろうとすると、中には自分で仕事や情報を抱え込む人がいるんですね。

 

この情報を教えたら、自分の価値がなくなる!

この仕事をやっていることこそが、自分のアイデンティティ!

 

とばかりに、頑なに情報を共有することを拒み、仕事を割り振ることを拒む。

「私の仕事を取らないで!」と思っているんでしょうね、きっと。

 

もちろん、「あなただから」という仕事を作るのに、仕事や情報を抱え込むのは最悪。

私は仕事や情報を抱え込む人で、本当に仕事が出来る人を見たことがありません。

 

どんな仕事であれ、仕事は「クライアントを満足させる」ことがとても大切。

いわゆる「顧客」と直接対峙している人だけではないですよ。人事や経理や総務といった管理部門であっても同じ。管理部門は、自社の社員がクライアントです。

 

クライアントの立場になった時、特定の誰かしか分からないような仕事のやり方ってどう思いますか?

 

「●●でなければ分かりません」と言われる

「本日は●●が休みのため、明日以降の対応になります」とすぐに対応してもらえない

他の人に対応してもらおうと思っても、全く情報が共有されておらず、トンチンカンなことしか言われない。

 

私だったらキレちゃいそう(笑)

キレるまではいかなくても、その会社や担当者への評価は一気に下がります。

 

「あなただから」の仕事を作るために仕事を抱え込んでいるなら、それは評価があがるどころか、まともな会社なら評価はどんどん下がっていくことに気付いてくださいね。

 

それに、自分が情報を隠すということは、相手からも隠される可能性があるということ。

困った時に助けてくれる人もいなくなってしまいますよ。

 

「あなただから」の仕事とは、プラスαをすること

だったら、どうやって「あなただから」の仕事をすれば良いの?ということですが。

私は、プラスαを付け加えることだと思っています。

 

手前味噌ではありますが、私は組織開発の仕事で、信頼を得ている自負があります。

「古賀さんにやってほしい」「古賀さんに抜けられると困る」と言われているのね。

 

私が仕事や情報を抱え込んでいるわけではありません。

情報は全部共有しているし、「どうやってるの?」と聞かれれば答えます。

 

ひとりでやるのは物理的にも無理なので、協力してくれる人を積極的に作ってます。

私と嘱託先企業との契約が終了して、私が対応できなくなったとしても、誰かが代わりに対応することは十分可能なんですね。

 

それでも、「古賀さんじゃなきゃイヤだ」と言ってもらえるのは、私がプラスαをものすごく意識しているから。

 

プラスαと言うと、何だかすごいことをしているようですが、そうではありません。

考えているのは、「クライアントが望んでいることは何か」です。

 

それは、クライアントの質問に素早く答えることであったり、

クライアントの意図を汲み取ることだったり、

時には「そのやり方だと、目的は達成しづらい」と言うようなダメ出しをすることだったり。

 

「クライアントの望んでいることは何か」を考えて行動していることを感じているから、他の誰でもなく、私に担当して欲しいと言ってもらえているのだと思います。

 

これって、何か特別に秀でているものがないと出来ないことではありません。

 

  • クライアントが望んでいることは何か?という視点で考える
  • 自分が提供できるもの、提供できないものを認識する
  • 自分が提供できるものは、出し惜しみしない
  • 自分が提供できないものは、どうすれば提供できるのかを考える(他の人をアサインする、別の手段を考えるなど)

 

どれも基本的なことだけれど、すごく大切なこと。

でも、残念ながら出来る人が少ないんですよね。

どうしても、目の前の「作業」に追われている人が多いから。逆に出来る人が少ないということは、チャンスでもありますね。

 

自分自身のプラスαを見つける

ちょっと自分の周りにいる人のことを思い浮かべてみてください。

 

「あの人がいなくなると困るよね」と思う人はいませんか?

どうして、その人がいなくなると困るんでしょう?

 

その人は唯一無二の特別な才能を持った人でしょうか?

もちろん、仕事の内容によっては「うわっ、この人のセンスには絶対に敵わない」とか「あー、これだけの高い技術力を持った人は、なかなかいないよな」ということもあると思います。

 

センスや技術力で唯一無二を目指せるのであれば、それこそ真似できないことだから、ぜひ目指して欲しい。

でも、私を含め多くの人は、そこを目指すのは無謀だと思うのです。

 

「あの人がいなくなると困る」と思われている人は、唯一無二の特別な才能を持った人だけですか?

きっと違いますよね。

 

気配り上手だったり

聞き上手だったり

先回り能力がすさまじく高かったり

プレゼンが抜群にうまかったり

その場にいるだけで周りをやる気にさせちゃったり

 

きっと、その人それぞれのプラスαなんだと思うのです。

自分自身の強みを自然に活かしている結果なんですよね。

そして、強みはそれぞれ違ったとしても、やっぱり共通するのは、「クライアントが望んでいることは何か?」を考えているということ。

 

自分自身のプラスαが何かを知ることはとても大事です。

中には「私には何もない・・」と思う人もいるかもしれませんが、「何もない」と思っているうちは、永遠に見つかりません。

 

本当にないなら、作るしかないですよね。

多くの場合は、「ない」のではなく「自分が気付いていない」だけです。

なぜなら、自分の強みは「当たり前」にできていることの中にあるので、自分で気づきにくいんです。

 

もし、自分で気づくのが難しければ、今まで仕事をしてきた中で、よく褒められること、喜ばれることから考えてみるのがオススメです。

聞けるのであれば同僚に「私の強みってどこ?」と聞いてみると分かるはず。

 

ひとりだけ聞くのが恥ずかしければ、同僚同士でお互いの強みを見つけあってみるのも良いですね。

そうやって、プラスαを見つけて磨くことで、「あなただから」が作られていくのです。

 

「私が辞めたら会社が回らない」ということはありません。

もし、本当にそうだとするならば、それは不健全な会社なのでやっぱり辞めた方がいいんじゃない?と思います。

 

でも、「私だからできる仕事」は作れるし、作らないと組織の中で頭ひとつ抜け出すことはできません。

ぜひ、「あたなだから」と言われる仕事を作ってくださいね。

 

何度も書きますが、「あなただから」と言われる仕事というのは、仕事や情報を抱え込むことではないですからね!

今、それをしているなら、そんな詰まらないことはさっさと止めましょう。話はそれからです。

 


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