
「ちぐささんにアドバイスされたことを実践し続けたら、上司から仕事ぶりを高く評価されるようになりました」
昨年の春〜夏にかけて継続サポートしていたクライアントから、嬉しいメッセージが届きました。
メッセージをくれたクライアントは、同じチームで働いている先輩や上司からの評価が、なかなか上がらないことに悩んでいたんですよね。
「自分自身は一生懸命やっているのに、それを認めてもらえない」
という気持ちを持っていました。
継続サポート中も、何度も
「理解してもらえないんです」
「私が言っても、うまく伝わらないんです」
と言っていたんですよね。
そんなクライアントが、『上司から仕事ぶりを高く評価されるようになりました』と報告してくれて、それが私がサポート中に伝えたアドバイスを継続してくれたからだと思うと、仕事中だというのに「やった!」と声を出してしまったほど、嬉しかったのです。
ちょっとプラスαするだけで、評価は上がる
自分でアピールすることが苦手で、今まで自分なりに頑張っても、なかなか評価してもらえなかったのに、急に高く評価されるようになったのは、なぜ?って思いますよね。
何か特別なことをしたのかな?
急にアピールが上手になったのかな?
そんな風に思うかもしれません。
でも、全然違います。
私が彼女にしたアドバイスは、「上司に何かを提案するときには、メリットとデメリットの両方を伝えるといいよ」
これだけです。
たったこれだけで、今まで自分なりに頑張っても、なかなか評価されなかったのが、上司から仕事ぶりを高く評価されるようになったんです。
もちろん、彼女の提案内容が良かった、熱心に仕事に取り組んでいたという前提はあります。
最低限のことが出来ていなければ、話にはなりません。
だけど、それは私のアドバイスを実行する前からやっていたこと。
急に提案内容が良くなったわけでも、仕事熱心になったわけでもないんですよね。
そこにちょっとプラスαしただけです。
アピールするとは、やったことを素直に伝えること
また、別のクライアントは、上司から「チームがいい雰囲気になったね」と声をかけられたとき、「うまく回るような雰囲気作りと組織づくりをしています」と言ったそうです。
チームが良い雰囲気になった
という上司の言葉もクライアントを評価する言葉だけれど、「うまく回るような雰囲気作りと組織づくりをしています」と言ったことで、上司は「そうか、彼女の取り組みが、チームの雰囲気作りに貢献してるんだな」と分かりますよね。
「上司なんだから部下がアピールしなくても、部下を見ていて当たり前」
そう思う気持ちも分かります。
アピールするなんて、ガツガツしているみたいで嫌!という人もいるかもしれません。
でもね、正直なところ、言われなくちゃ細かなところは分からないんです。
クライアントの上司も「チームが良い雰囲気になった」ということまでは分かった。でも、なぜ、良い雰囲気になったのかは分からなかったんです。
もしクライアントが、今までのように「メンバーが頑張ってくれているんです」と言ったとしたら、きっと、クライアントがチームづくりのために奮闘していることは気づかなかったはず。
もちろん、評価されるためだけにやっていることではないけれど、やっぱり評価してもらった方が嬉しいですよね。
それに、「私はこういう取り組みをしています」と伝えれば、
「今度はどんなことをしたの?」と、上司も意識して見てくれるようになるんですよね。
大事なのは「上司に必要なことを伝える」ただ、これだけ
メリットとデメリットを伝えるようにしたクライアントも、「良い雰囲気になるように組織づくりをしています」と言ったクライアントも、やったことそのものは、すごく難しいことじゃないです。
上司に必要なことを伝えただけ
これだけで、上司からの評価は上がっていきます。
評価を上げたい!と考えると、「スキルをあげなくちゃ」とか「成果を出さなくちゃ」とか難しく考えすぎる人も多いよね。
もちろん、それらも大事よ。
大事だけれど、最も大事なのは
上司に知ってほしいことを話す
上司が興味を持つような内容を伝える
ほんとにこれだけなんですよね。
そして、上司のタイプによって好みのコミュニケーションや、伝えて欲しい内容が違うから、それを踏まえて伝えられたら鬼に金棒。
上司からの評価をあげたいと思ったら、まずは「伝える」ことから初めましょう。
私の上司は、どんなコミュニケーションを好むんだろう?と思ったら、2/23開催の1Dayセミナーにいらしくてください。
いくつかのワークを通じて、タイプごとの特徴や好むコミュニケーションを知ることができますよ。