
こんばんは。
女性リーダー育成コンサルタントの古賀ちぐさです。
最近、すごくありがたいなーと思うことがあって。
8月だったかな?9月だったかな?
「もっと一緒に仕事がしたいので、仕事をください」と業務委託先の社長に直談判しました。
思いっきり格好つけなので、これまで「仕事ください」と面と向かって言ったことのない私。
「仕事の依頼=信頼の証」という思いがあるので、仕事を依頼してもらえない自分は、信頼されていないんじゃないかという怖さも同時に抱えているんですよね。
会社員の頃は、実はこれでも良かったのです。
「仕事ください」なんて自分から言わなくても、それこそジャンジャン仕事は降ってきて、自分のコピー人形が欲しいな、なんて思っていたこともありますから。
でもフリーランスは違います。
待っていても仕事はやってこないのに、「仕事ください」と言うことが、どうしても言えない私。
言った方がいいと思うのに言えない。
どうしてこれほどまでに、自分が頑なになるのか、自分でも嫌になるのに言えない。
言えないというより言いたくない。
そんな気持ちをずっと抱えていました。
呆れるぐらい、見事なまでの格好つけです。こういうのこそ、いらない自意識だと思うのです。

言った方がいい。むしろ言うべき!

でも信頼されていない自分なんて認めたくないし、そんな格好悪いところを知られたくない

いやいや、いつまでそんなこと言っているの?

それに断られたら立ち直れない

言わなきゃわからないんだし、断られてから考えればいいなじゃない
と言う会話をずーっと心の中で繰り返していました。
が、とうとう言わなきゃ先に進まないなと思うことがあり、大袈裟ではなく心臓が喉から飛び出るほど緊張しながら、業務委託先の社長にアポをお願いしました。
「秘書と日程を調整してね」の返事をもらうまで、ドキドキしっぱなしです。
アポが取れないと先に進まないのに、もういっそアポを依頼したことすら、「ごめんなさい」と言ってしまおうかと思うほど。
きっと当たり前にできる人には、私の行動や心の動きは「えっ?そんなことぐらいで?」と思うものだと思います。
でも私にとっては、これが本心で。
知らない人ばかりの100人の前で2時間、講義をしてください、と言われた方が、ずっとずっと楽だし、緊張しないのです。
私にとって自分の弱いところ、ダメなところを見せること
心の内を曝け出すことは、何よりも怖いし苦しいことなんですよね。
で、社長とのアポの日。
何を言おうかな、どう言おうかなと色々と迷ったのですが、冒頭に書いた通り、素直に「もっと一緒に仕事がしたいので、仕事をください」と言いました。
その時には、すぐに仕事が決まったわけではないけれど
「古賀さんのやりたい事や得意分野でハマりそうな案件があったら、声をかけるね」
と言っていただき、その日は終了。
その後、プロジェクトの小さなお手伝いから、私にとってはチャレンジングな内容まで、色々とお声がけいただいています。
もちろん、そのどれに対しても「やります!やらせてください!」が私の回答です。
もっと深めたいし学びたいと思っていた領域の仕事なので、スケジュールさえ空いていれば、断る理由は何もないのです。
元々、業務委託契約を結んでいたので、私が何も言わなかったとしても、いくつかの仕事をアサインしていただいたと思っています。
でも「仕事ください」と言ったことで、「私」と言う選択肢が、社長の頭の中に生まれたんじゃないかなとも思っています。
年末から始まる予定の、1年以上におよぶ大規模プロジェクトにも、アサインを考えてくださっているようで本当に嬉しい限りです。
このプロジェクトに参画して結果を出すことができたら、私のスキルも経験もグーンとアップすはず。
あの時、勇気を出していなければ、今はありません。
これを読んだ人の中には、「そんなことぐらいで」と思う人もいると思います。
でも私と同じように、自分の弱さやできないところ、心の内を見せることが苦手だと感じる人も多いはず。
そんな人に伝えたい
ほんのちょっと勇気を出すだけで、大きく変わることはたくさんあります。
それに自分が思うほど、相手は何も思いません。
こちらが拍子抜けするぐらい、あっさりと当たり前のように受け止めてくれます。
だから、ぜひほんの少しの勇気を出してみてください。
それでもやっぱり、難しいと思うなら、まずは私に聞かせてください。
同じ思いを抱えている私になら、少しは話しやすいと思いますよ。体験セッションでお待ちしています。